駅から徒歩圏内の都市部の住宅密集地に建つ住まい。
都市部の特徴である、近隣との距離感や視線の遮り方、採光といったことに加え、限られた敷地内に二棟建てることが課題でした。
南側には既存の建物があるため東に大きく開口をとり、そこからウッドデッキを通して外部との繋がりを楽しんだり、午前中の優しい光を室内に取り込んでいます。そして南に吹き抜けをつくり、吹き抜けの高窓を通して室内の奥まで光を取り込み、採光とプライバシーの確保を実現しています。
吹き抜けリビングは都市部を感じさせない開放感と抜け感、そして光で満ち溢れています。
階段下には家族が集うダウンフロアのスタディスペースをつくり、限られた敷地を有効に活用。階段に腰掛けながら読書を楽しめます。
キッチンは横幅をコンパクトにし横移動も少なく済むことから、セパレートタイプを採用。すぐ横にはリモートワークにも適した個室の書斎をつくり、仕事の合間に家事がこなせる集約されたスムーズな動線になっています。
性能面では付加断熱を採用し、パッシブデザインと合わせることで、より少ないエネルギーで快適指数を高めています。
都心への通勤圏になる高崎。駅周辺という都市部であっても、優しい光に包まれ心地よい住まいは実現できるのです。無駄をそぎ落とし、機能と快適性を追求したヒカリ注ぐ都市型住宅です。