家族が集まるリビングはSE構法の魅力である大開口と大空間、そしてダウンフロアになっています。ソファに座ってくつろぐだけではなく、ダウンフロアの段差をベンチに見立てて家族が横一列に並んで座ったり、思い思いの場所に腰かけたり、フロアに寝転んだり、お気に入りの場所を見つけて寛げます。
床が下がることで視線も落ちるため、ウッドデッキやその先の庭の景色もより近くに感じられ、一体感が得られるのです。
吹き抜けの勾配天井の大空間でありながら「ほっ」とできるのは、床が下がり視線が低くなるダウンフロアの特徴から生まれる抱擁感からでしょう。
柱や間仕切りのない大空間と床の高低差によって生まれる視線の高さの変化が、暮らしに心地よさをプラスしてくれます。
また、リビングの一角にはスタディスペースがあり、お子様の学習スペースやご両親のリモートワークスペースとして活用でき、自然と家族が集まる環境になっています。
ぼぼ平屋に近い暮らし。一部にある二階スペースは、将来お子様が使用する部屋として準備されていますが、将来は再びワンフロアで過ごせるように、二階子供室は将来の可変性を意識したつくりにしています。
洗濯動線は、脱ぐ・洗う・干す・しまうの動作が短い距離で完結できるように集約。寝室は二方向に出入り口を設け。リビングとキッチンの双方へ出られるラウンド型になっています。
生活動線を1階に集約したほぼ平屋に近い間取りや家事動線を意識した間取りは、共働きのご家族にとって時短-と導き、余った時間を家族や自分へのご褒美の時間として使える強い味方になっているのです。
そして寝室には奥様が癒しの時間を楽しめるパウダースペースがあり、癒しと美容の至福の空間になっています。
ライフスタイルの変化に応じて必要な時期がくれば部屋を仕切り、必要がなくなれば仕切りを除くスケルトン&インフィルの考えを用いた家。そうすることで永く使えて次世代へと住み継げる資産価値の高い家になります。将来をしっかり見据え、大切な家族に我が家を資産として残したいとのお施主様の強い想いから生まれた住まいです。