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icocochi is
2024年の能登半島地震では新耐震基準の住宅が数多く倒壊したことで、改めて住宅の耐震性能の必要性が問われています。阪神淡路大震災を機に見直された新耐震基準では、震度6〜7程度の地震でも倒壊しないレベルの耐震性能が義務付けられました。しかしその後の東日本大震災や熊本地震の経験から、日本の住宅にとって、もはや新耐震基準は十分な安全対策ではないという現実に直面しています。
そこでicocochiでは一般的な木造住宅の確認に使われる壁量規定ではなく、より正確に建築物の耐震性能を証明する方法として、高層ビルなどで義務化されている「構造計算」を実施し、最高等級である「耐震等級3」を全棟で取得することを社内基準としています。
住宅の耐震性能のためにicocochiが採用するのは耐震構法SE構法。SE構法は、独自に開発された集成材と金物を組み合わせて、鉄骨造並みの強度を実現する木造建築のための構造技術で、高度な技術研修や厳正な審査によってその品質が担保された会社のみが、正規登録店としてSE構法の家を建てることができます。
icocochiは、さらにその中でも特に優れた技術と安定した経営状況が評価された工務店のみで組織される「重量木骨の家プレミアムパートナー」の一員です。建物の安全性にダブルスタンダードはありません。icocochiは、全棟で、最高レベルのSE構法を。それが安全性に対する私たちのお約束です。
SE構法が建築家や設計事務所に多く選ばれる理由は、実はその耐震性能だけではありません。鉄骨造のように柱と梁で建物を支える「ラーメン構造」であるSE構法では、一般的な在来工法に比べて壁の数が少なく、30畳以上の大空間をつくることができます。
icocochiの特徴である広々とした吹き抜けのリビングや、壁で居室を区切らないスキップフロアの空間づくりは、まさにこのSE構法ならではの大空間によって実現しています。
従来の木造住宅では難しかったダイナミックな設計を可能するSE構法。その強さゆえの設計の自由度こそが、デザイン性の高い木造住宅で選ばれるもうひとつの理由なのです。
政府が提唱した「国土強靭化基本計画」や「強くしなやかな国づくり」、防災に強い国づくりにむけた基本計画に賛同し、「耐震住宅100%」という高い志をもって、お客様に安心で安全な家づくりを提供することが私たちの理想です。何十年先も家族が笑って暮らすことができ、資産価値の高い家づくりをしたいと考えているからです。
S=Safety(セーフティー=安全)E=engineering(エンジニアリング=工学)の略で、工学的な技術に裏付けられた安全な構法という意味です。SE構法は、鉄骨では一般的なラーメン構法を木造住宅に取り入れた構法で、丈夫さと木目の美しさを兼ね備えた構造用集成材を利用し、柱と梁の接合部を独自開発の金物で固定します。また、全棟で構造計算を行うことため、それらの効果が数値化されて保証されるのが特徴です。
資産価値の高い住宅とは、時間が経っても価値が下がらない家のことで、中古住宅になってもきちんと流通できることが条件のひとつです。そのためには、その住宅の性能を第三者にしっかりと伝えられることと、新しく住む人のライフスタイルに合わせてリフォームができるということが重要です。
SE構法は、構造計算によってその構造躯体の強度が数値化され、建物の価値が担保されます。さらに、スケルトン&インフィルと呼ばれる壁の少ない設計が可能なので、リフォーム時にも住む人に合わせた設計ができます。これが、いここちの家が資産価値が高い住宅と言われる理由です。