皆様こんにちは。
今日は、いここちの家についてよくある質問にお答えします。

Q. SE構法の構造計算と、在来工法の許容応力計算では何が違いますか?
A. SE構法の構造計算は立体フレームモデル(接合部にバネがあるモデル)で立体解析を行っており、床や屋根の水平構面は変形する前提で解析しています。
また、接合部なや層間変形角の確認など高度な構造特性を活かした構造設計を行っています。
一方、在来工法の許容応力計算は、床や屋根の水平構面は剛体(変形しないもの)と仮定して計算しており、床に吹抜けのある場合などの詳細な検証ができていません。
SE構法の構造計算は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同じものであるのに対して、在来工法の許容応力計算は木造住宅専用の簡易的な計算手法と言えます。

Q. なぜ、SE構法の梁と柱には構造用集成材を使うのですか?
A. SE構法が構造用集成材を使用する理由は
① 強度と品質の安定性
➁ 寸法の安定性
③ 断面の自由度
構造用集成材は「科学された木材」と言われ、つくる過程で板を1枚ごとの節の大きさや曲げヤング係数を計測・選別し製造します。
構造の安全性を追求するSE構法では部材の安定性・信頼性を重視し、主要な構造部材に構造用集成材を使用しています。

Q. 構造用集成材は剥離することはありませんか?
A. 構造用集成材の接着性能は安定しており、剥離することはありません。
SE構法の構造用集成材は全て指定されたJAS認定工場で製造されており、接着剤の塗布管理を徹底していますので集成材の接着の信頼性は高く剥離することはありませんので、安心してご使用いただけます。

Q.集成材の耐久性はどのくらいですか?
A. 集成材は120年前に欧州で開発され、1927年に建てられたコペンハーゲン中央駅では、当時の集成材が現在も駅舎の構造躯体として利用されています。
現在ではさらに接着技術も向上しているので、より高い耐久性能を有していると考えられます。

今回は、SE構法の特徴でもある構造計算と集成材についてのご質問にお答えしました。
その他、ご質問がある方はお気軽にお問合せください。
また、いここちの家は体感しないとわからない部分がたくさんあります。
ぜひモデルハウスにもお出かけください。
皆様のご来場をお待ちしています。
モデルハウスの見学予約はこちら。
ではまた・・・
by fujimura













