皆様こんにちは。
今日は、弊社の建築部が携わった店舗併用住宅のご紹介です。
こちらの店舗併用住宅はSE構法です。
前橋市にある不動産会社プロト様の事務所が移転となり、こちらの店舗に入ります。
店舗併用住宅は、店舗として魅力的な外観でなければなりませんし、住宅としては周辺に馴染ませたいしといった具合に、多様性と個の融合が必要となります。今回の建物はすっきりとした中に、木目調の壁がアクセントになる美しいフォルムになっています。
SE構法が住宅だけでなく、このように店舗や事務所としても支持されるのは、やはり木造でありながら高い耐震性と大空間や大開口が可能であるというところです。
そして、もう一つが、スケルトン&インフィルの考え方を持っているところです。
店舗や事務所などは将来的に用途が変わることもあります。
変化に合わせて柔軟に対応できなければ、価値は下がってしまいます。
躯体や基礎・外壁などの構造部分(スケルトン)と、内装や設備・仕切り壁など(インフィル)を分け、変化に合わせて間仕切りを大きく変えることが出来るのです。
そうすることで資産価値の向上にも繋がるのです。
店舗のアクセントはこちらのイエローの壁です。
店舗に入ると鮮やかなカラーが飛び込み、一気に周辺が明るくなります。
カラーセラピーでは、黄色の「光」は知性・知識も意味します。
黄色は「知識を探求する」「好奇心を満たす」ことから「喜び」を生み出す色と言われているそうです。
アートの世界に入り込んだような店舗の壁になっています。
強固な耐力壁のSE構法なので、建物全体の壁の量は一般の木造に比べて少なくて済みます。
個の空間にしたければ、完全に仕切るのではなく、視線を隠す程度の壁にしたり、可動式のパーテーションなどで個の空間を生み出すということも可能なのです。
こちらは、光を通すパーテーションで分割した部屋です。
空間を広く使いたい場合は、端に寄せてオープンにすることも可能です。
住宅部分も、開放感ある空間が広がっています。
20年後、50年後も見据えた建物づくり。それによって生まれる資産価値。
SE構法にはそんな魅力もあるのです。
住宅はもちろん店舗併用住宅をお考えの方は、ぜひ、いここちにご相談ください。
それではまた・・・
by fujimura