皆様こんにちは
本日は、間もなくお引き渡しをする物件をご紹介します。
1F部分は胃腸と内科のクリニックで、2F部分がプライベートスペースになっています。
上の画像はクリニックの待合室です。
明るくて天井が高く、ゆったりとしています。
クリニックを訪れた方は待っている間、景色を眺めていることが出来ます。
病院の待合室というと何とも言えない緊張感が漂っていますが、ここは木ならではのやわらかい空間が広がっていますね。
診察室部分です。
ドアは全てネイビーで統一されています。
ペンダントライトがカフェのような雰囲気を演出しています。
こちらはレントゲン室の扉です。
この扉には放射線を遮蔽するために鉛が入っています。
カフェのような優しい空間ですが、よく見ると普通の住宅にはないような特殊な設備がたくさん付いています。
もともと前橋市内でクリニックを営んでいたお施主様。以前当社で建築してくださった方からのご紹介により、SE構法によるクリニックの建築を選んでいただきました。
お店や病院といった特殊な建物や大きな建物は、鉄骨造のイメージがあるかと思いますが、SE構法なら木造でも大空間を作ることが出来ます。実は長野オリンピックのスケート場も木造でつくられているのです。
SE構法は大規模な木造建築の技術を活かして住宅の建築を可能にするために開発された技術です。耐震性に優れている、開放感のある自由な空間づくりを可能にします。
他にも鉄骨やRCに比べてコストを抑え、工期も短縮することが出来るというメリットがあります。
実際に幼稚園や保育園のような教育施設、老人ホームなど、安全性を重視される建物の建築にもSE構法が採用されています。
(SE構法による大規模建築の実例はこちらからご覧いただけます。https://www.ncn-se.co.jp/large/)
木造というと火事で燃えやすいのでは?と心配される方もいらっしゃると思いますが、木には「燃える速度が遅い」という特徴があります。鉄と比較して急激な強度の低下も生じにくいので、避難するまでの時間を稼ぐこともできます。
他にも耐火構造にして、外部からの延焼や燃え広がりを防ぐ仕様にすることで、火事に備えることが出来ます。省令準耐火構造にすると火災保険料もお得になるので一石二鳥です。
木造住宅でも地震や火事に強い家族の命を守る、強さと心地よさを兼ね備えた家づくりをすることが可能です。
住宅の新築だけでなく、店舗併用住宅をご検討中の方がいらっしゃいましたら是非icocochiにご相談ください。
診療所は12月開院予定です。
「はしづめ胃腸と内科のクリニック」
HP https://www.hashizumegicl.com/
こちらでは内視鏡検査・ポリープの切除・風邪やお腹の不調、アレルギーの相談などに対応して下さいます。
近所のドラッグストアにも歩いて行けるので、処方箋を利用して薬を受け取るのにも便利ですね!
完成まであともう少し・・・開院が待ち遠しいです!
引き続きicocochiは手残りがないように工事を進めていきます!
by Takagi