皆様こんにちは。
寒かったり、急に暖かくなったりして気温の変化が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
今日と明日開催している高崎市内の構造見学会のその様子をお伝えします。
今回の現場の見どころは何と言っても「大きな窓」です。
骨組みは見てもわからないという方も多いですが、この窓なら完成していなくても大開口のスケール感はおわかりではないでしょうか。
そして、リビングの一部分は吹き抜けになっています。
その骨組みは・・・
このような太い骨組みでしっかりと支えられています。
一般的な木造は下の写真のように金物を外側に付けてネジで留めます。
しかし、地震大国日本においては、このような接合だと金物が折れてしまったり、度重なる地震で少しづつネジが緩み、そのうちネジが外れて倒壊していまうというケースもあるのです。
SE構法の接合部は・・・
実はSE構法の柱と梁をつなぐ接合部はこのように、金物がほとんど見えないようになっています。そして、下の写真の「ドリフトピン」でしっかりと接合しているのです。
そして、建物の足元も在来工法と大きく異なります。
このようにアンカーボルトで柱・土台・基礎をつないでいる在来工法に対して、SE構法は柱・柱脚金物・土台を一体化する剛接合になっているのです。
比較していただくと、この違いがはっきりわかると思います。
このように、どのような部分でどのような金物を使って強度を保っているのかが細かく見られるのです。
そして、過去の大きな地震でどのようにSE構法が被害を免れたかをこのようなパネルにして表しています。
構造見学会で知っていただきたいことは、同じ木造でもicocochiの家づくりの基本である「木造ラーメン構造」であるSE構法と、木造在来工法の違い、そして、いかに「家族を守る家」をつくることが重要かなのです。
また、今回は合わせて断熱材や高い気密性を維持する施工方法の様子もご覧いただけます。
このような構造見学会は時々開催しています。大切な家づくりですから、しっかり中身を見ていただきたいのです。ご興味のある方はぜひお問合せ下さい。
【お問合せ TEL:027-203-8025】
ではまた・・・
by fujimura