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防災の日を迎えて考える「構造」について

2018.9.2

皆さんこんにちは。

昨日9/1は防災の日でした。各地で防災についてイベントを行ったり、防災について考えるシンポジウムなどが行われていましたね。

icocochiでも、防災についてしっかり考えています。

私たちの家づくりのSE構法は、阪神大震災を教訓に生まれた構法です。

日本は地震大国。一度の地震ならず、余震も含めて何度か繰り返されているのが実状で、繰り返される地震で少しずつ金物が緩み倒壊するケースも多々ありました。

日本人になじみのある木造で、耐震性の高い「家族の命を守る家」を提供したいとの想いから開発されたSE構法。地震を想定して「構造計算」を行います。

日本の多くの木造住宅は国の定める「壁量規定」によって耐震性の基準をクリアしています。しかし、この方法は一棟一棟に対して、現実に起こる地震を考慮して計算をしているわけではありません。事実、日本で大地震が発生するたびに、この壁量規定は変更され、現在の基準は1950年と比較すると約2倍の壁量になっています。

壁を増やして耐震性を確保することは、開口や空間を狭くしている事でもあります。

壁量計算と構造計算は異なるものです。SE構法は立体解析によって構造計算を全棟実施しています。

すべての家で暮らし方も立地条件も異なるので、プランはすべて異なります。SE構法は、常に「あなたの家だけのために構造計算」を行っているのです。

なぜ、構造計算を行うのか・・・

それは

「人の命と財産を守るため」です。

 

構造計算って何?

それは、応力を計算して建築物の安全性を確認することです。

 

応力計算って何?どんなことをするの?

壁量計算は、壁の配置ヵ所と壁倍率だけが必要ですが、

構造計算は下記のものが必要になります。

①建物の重さを正しく計算(構造材・仕上げの重量 用途による積載重量)

②構造に使用する材料の種類の選定(木材なのか、鉄骨なのか、コンクリートなのか)

③構造計画(柱・梁の配置計画、構造図作成)

④条件の確認(積雪の量、グランドピアノを置く、屋上で菜園をするなど)

これをふまえて線材フレーム解析、平面FEM解析といったちょっと難しい名前の立体解析の計算を行って安全性を数値にしているのです。

なぜ、icocochiはSE構法で家づくりをするのか

それは、大切な家族の命を守り、資産価値の高い家を提供したいから。

万が一の時、「家が家族を守る」そうなっていただきたいからなのです。

だから、構造にはとことんこだわるのです。

ぜひ、SE構法の高い耐震性をご自身の目でご確認下さい。高崎のモデルハウスでお待ちしています!!

ではまた・・・

by fujimjura