皆様こんにちは。
今日は6月に開催する、いここち塾のテーマ「住まいと照明」にちなんで照明の話です。
いここちの家には間接的な明かりがとても似合います。
ですから、間接照明をポイントに使用することがあります。
間接照明とは、天井や壁などに光を反射させた間接的な光を楽しむ照明計画で、ほどよい明るさを楽しむことができます。
いここちでは、建築と一体化をさせた建築化照明として間接照明をお届けすることがほとんどです。
建築化照明にすることで器具の存在感をなくし、空間をすっきり見せているのです。
また、直接の光源を見るのではなく、壁や天井に反射した優しい光を見るので、眩しさも軽減できて心地よい暮らしが楽しめるのです。
今日は、建築化照明の中で二つ「コーブ照明」と「コーニス照明」をご紹介します。
【コーブ照明】
光を天井に反射させる「コーブ照明」は、天井が明るく、開放的に見えます。
こちらの高天井リビングのお住まいを、ダウンライトで床面、コーブ照明で天井面を照らし、幻想的な世界をつくっています。
そして、追加でソファの横にフロアライト。
コーブ照明の間接照明といくつかの照明が合わされて、心地よい空間が成り立っているのです。
こちらも吹抜けの高窓部分にコーブ照明です。
吹き抜けという天井の高さから、ハイパワー建築化照明で幻想的な世界を演出。
壁付けのブラケットや、ダイニングやTV面にダウンライトを使い、この大空間を成り立たせています。
【コーニス照明】
光を壁に反射させる「コーニス照明」は、開放感や奥行き感を演出してくれます。
テレビの背面に美しい光のカーテンが下りています。モダンインテリアに囲まれた空間には、間接照明がよくあいますね。
調光式なので、シーンに応じて光の強さを変更できるのもポイントです。
こちらは大きな吹抜けを見下ろせる二階ホールにコーニス照明を設置しています。
リビングから見上げると、間接照明の明かりがホールの壁をほんのり照らしてくれるのです。
いかがでしたか?
いここちの間接照明は。
最後にこちらも。
間接照明を造作家具と組み合わせて寝室使うことで、リラックス効果を狙ったものです。
光源が直接見えないので、目を閉じても強い光の残像が残らず、リラックス効果が高くなるのです。
明かりの強さを最小にして、常夜灯のように活用しても良いですね。
寝室は一日に疲れを癒す大切な場所。
優しい光を使うことで安眠へと導いているのです。
最後に、いここちの心地よい暮らしは間接照明だけでは成り立ちません。
ライフスタイルに合わせて手元を明るくして勉強や読書を楽しんだり、作業を行ったり、光の位置を上下に持っていき家族が集う「くつろぎ」を演出したり。
シーンに応じた空間全体の照明計画行うことで、心地よい暮らしが実現できるのです。
タスク&アンビエント照明「Task(作業) and Ambient(周囲) Lighting(照明)」
必要な場所に必要な明かりの量を提供することが大切です。
ですから、調光器やライトコントロールを使って最適な明かりをお届けして、暮らしを楽しんでいただくように気を付けているのです。
ぜひ、いここちモデルハウスで実際の照明計画をご体感下さい。
お待ちしています。
ではまた・・・
by fujimura