皆さんこんにちは。
今日は、icocochiの重量木骨の家の『基礎工事現場』をご紹介します。
基礎工事は家の骨組み(構造躯体)を支える重要な部分です。完成してしまえば隠れてしまうので、普段なかなか見ることが出来ない部分でもあります。
縁の下の力持ち、この上に家が建ちます。
この作業は地耐力を確保するために、細かく砕いた石を全体に敷き、地面を転圧する機械を使って地盤を締め固めているところです。
しっかりと均してから締固めています。
続いて、締固めた細かく砕いた石の上に防湿シートを敷き詰めます。このシートは地面から床下への湿気の流入を防止する効果があります。
そして、鉄筋を組む作業に入るのです。
鉄筋コンクリートの引張強度を担う鉄筋工事です。icocochiの手掛ける重量木骨の家は、全棟、鉄骨造やRC造と同じ手法で構造計算をしています。ほとんどの木造住宅では実施されない基礎の構造計算もきちんと行い、その計算に基づいて鉄筋が組まれているです。
全棟、地盤と建物をつなぐ基礎から構造計算することで、地震に強い家をつくっているのです。
D10, D13, D16と太さの異なる3種類の鉄筋を使っています。それぞれを見せていただきました。力を必要とするところはしっかりと太さで補っているので、丈夫で長持ちする家が出来るのです。
そして、こちらの真ん中にある大きな金物は・・・
重量木骨の家のSE構法は、主要な柱の下に柱脚金物を配し、柱と基礎とをしっかりと固定しています。
柱脚金物は高強度なアンカーボルトにより、基礎に直接取り付けられるので、地震などの横からの力に強く建物を支えるのです。
あの大きなボルトは、このようにSE金物を基礎のコンクリートと接合するためのボルトだったのです。
基礎の幅も17cm。重量木骨の家を支える基礎はとても強固なのです。
鉄筋の太さや基礎コンクリートの幅など、気にしていなかった方も多いのでは?
家を建てる前に一度は構造を見ておきたいですね。
icocochiでは、構造現場見学も可能です。群馬県内各地で工事中ですので、ぜひ脚をお運びください。
お問い合わせは027-203-8025までどうぞ。
SE構法の基礎の特徴はこちらに詳しく掲載されています。