皆様こんにちは。
今日は造作家具のご紹介です。
造作家具は、その空間に合わせて設計・製作した家具のことです。
空間に合わせることで、素材や質感を統一できたり、サイズをフィットさせることができます。
テレビボードなどを造作家具でつくり、置型家具とは違ったデザインを出したり、浮かせるように見せることもできます。
こちらのお住まいは、モダンな空間に合うように、テレビボードを造作家具で製作し、タイル床に合わせてグレーでウレタン塗装をして仕上げています。
壁の端から端までを造作家具にすることで、テレビボードとしての機能と収納の機能を一体化させています。
まるで浮いているかのようなスッキリとした美しいデザインです。
そして、造作家具の良い所として、使う方に合わせた高さや奥行きなどに合わせることができるオーダーメイドというところが一番の強みではないでしょうか。
こちらは、リビングの一角にあるピアノスペースです。
楽譜を確認できるようにアールの柔らかな印象のカウンターと、背面に造作家具の収納をご用意させていただきました。
背面収納は楽譜や音楽関係の資料、CDなどを収納するためにそのサイズと持ち物の量に合わせて仕切りと棚の高さを設定しています。
そして、扉収納にはランドセルや大切な書類など、お客様にはあまり見せたくないものを収納できるようになっています。
見せる収納と隠す収納を合わせた造作家具なのです。
無垢の床に合わせて、木質感をそのまま残したナチュラルな造作家具です。
こちらは家族が共有で使用するスタディスペースの背面収納を造作でご提案したケースです。
白いタイルに対し、チーク材の上品な鮮やかさが目を惹く造作家具が並んでいます。
高貴なイメージをつくってくれるチーク材。ライフスタイルに合わせて扉とカウンターを組み合わせた設計になっています。
置かれているテーブルやチェアとの相性もバッチリです。
また、この造作家具は天井までではなく、その手前で高さを止めることで、圧迫感を和らげているのです。
こちらは造作家具の本棚です。
二階ホールがライブラリスペースになっています。
大好きな本を椅子に腰かけながら読んだり、床に寝そべりながら読んだり。
これだけの本棚スペースは圧巻ですね。
こちらは、ホールに本棚スペースとカウンターの両方を造作家具としてご提案させていただきました。
そして、その先には秘密基地のようなスキップフロアの小屋裏があります。
遊んだり、勉強したり、物思いにふけたり・・・
様々なシーンを彩る造作家具になっています。
こちらは、キッチン前の造作家具の収納です。
キッチンと一体化した収納になっています。
床材と合わせて造作家具の面材もウォールナットの木目になっています。
収納の天板に施工されているモールテックスは、鉱物的表現を生み出し、高い意匠性と独創性の両立を備えた左官仕上げ材です。
落ちつきのある空間になっています。
ちなみにキッチンのバックファニチャーも造作家具です。
こちらはダイニングテーブルの背面にあるバックファニチャーです。
下部に空調を入れ造作家具と一体化させています。
お気に入りの食器は中央部のガラス扉の棚に収納し、その姿をガラス越しに見えるように設計しています。
お気に入りがいつでも目に留まるような造作家具になっています。
いかがでしたか?いここちの造作家具は。
造作家具にすることで、後から家具に買い足さなくてもよいので空間をすっきり見せることができますよ。
ぜひ、オーダーメイドの家づくりにはオーダーメイドの家具を取り入れてみてはいかがでしょう。
ではまた・・・
by fujimura