皆さんこんにちは。
本日はicocochiモデルハウスの定休日。そこで、造園業者さんにモデルハウスの庭木の手入れをしていただきました。
今年は極暑。庭木も芝生も疲れているようでした。今日は皆様に芝生のお手入れの様子をご紹介します。
最近、「芝の元気がないなぁ」と気になり造園業者さんに相談したところ、地面が固くなって空気が入りにくいため、芝生の根が広がらず、生育が良くなくなっているとのことでした。地面がカチカチだと芝生は窒息してしまったり、水が吸収できなかったりして、やがては発根もしなくなり芝生が弱ってくるようです。
畑ならば耕すことは出来ますが芝はそうはいきません。そこでエアレーションの作業をすると元気になるとのこと。
まず、芝をきれいに刈っていただきました。最初はナイロンカッターの芝刈り機であらかたの高さにします。ナイロンカッターは隅のほうの比較的刈りやすいのが特徴。次に円盤の草刈チップソーで高さを均等に揃えていただきました。
見る見るうちに刈りこまれていく芝生。さすがプロ、お見事!
端は剪定ばさみの手作業で丁寧にそろえていただきました。
熊手を使って刈ったものをかき集めると出てくるわ、出てくるわ・・・
今まで自分たちでやるよりもなんて軽やかでスピーディーなのでしょう!!
さっとかくだけで一気に刈られた芝生が集められます。
このような山が至る所に出来ました。
職人さんより「結構いい状態ですね。雑草もあまりないし」とお褒めの言葉をいただきました。
これはスタッフが雑草を見つけては日々抜いてくれているからです。
「欲を言うと、もう少しまめに芝刈りをしてもらうともっといいんですけど」と最後にチクり・・・
そういえば、最後に芝刈りをしたのが5月だった・・・と反省。
芝が伸びすぎてしまうと、根元近くが日に当たらず蒸れてしまい枯れの原因になってしまうそうです。
モデルハウスのような場所なら、1ヶ月に一度くらいは芝刈りをしたほうが良ですよとアドバイスをいただきました。
続いてエアレーション作業です。モデルハウスがOPENして早2年半。エアレーションは初めてです。
このように専用器具で所々に穴をあけています。この穴のおかげで新鮮な空気や水を得ることが出来るようになるのです。
土に空気が供給されることで、微生物の活動が活発になりサッチや古い根の分解を促進したり、多様な微生物環境が整うことで病原菌が繁殖しにくくなるそうです。かなり踏み固められたした芝。これで少しは回復してくれるでしょうか。
そして最後に目土です。
開けた穴のなかにも土を入れます。
夏場は蒸れやすいので、過度な目土はしないほうが良いとのアドバイスをいただきまた。
丁寧にトンボで均していただき、最後に水を撒いていただき本日の作業は終了です。
暑い中敏速で丁寧な作業ですっかりキレイにしていただきました。職人さん、本当に有難うございました。
雨や水まきで、目土も少しづつなじみ目立たなくなるでしょう。
芝生を美しく維持するには少し手間がかかります。でもこのひと手間があるかないかで芝の生育に大きな影響を与えるのです。
私たちの仕事も同じです。お客様のためにひと手間をかけ心遣いをすると、やがて相手に通じて信頼関係が生まれ、良い結果に結び付くのです。職人さんの作業を拝見させていだたきながら学ばせていただきました。
皆様に「ここちよいひと時」を過ごしていただけるように、これからもモデルハウスの維持管理をしっかりと行います。
ぜひ、綺麗に刈られたモデルハウスの芝を見にいらして下さい。スタッフ一同心よりお待ちしております。
では、また・・・
by fujimura