皆様こんにちは。
突然ですが、皆様はご自宅にお気に入りの場所はありますか?
近頃よく耳にする「ヌック」。
広々ゆったりした空間もいいですが、隠れ家や秘密基地のような空間があると落ち着いて過ごすことが出来ますよね。
大空間が得意なSE構法ですが、家族と程よい距離感を保ちながら一人でも寛ぎたい方には、敢えてミニマムなスペースを提案することもあります。
今回は流行りのヌックスペースのようなアイディアをご紹介します。
まずはこちら・・・リビングと隣り合わせの畳スペースです。
一段上がっているのでベンチのように腰かけることも出来ますね。
一見、間仕切りのない広い空間が広がっているように見えますが、こちらの畳スペースはカーテンで仕切ることが出来ます。
カーテンで仕切るとこのような感じになります。和紙調のカーテンは柔らかい光が入り込むので全部閉めても圧迫感を感じません。
直接ゴロンと横になれるのが畳の魅力です。お昼寝したいとき、わざわざベットまで行かなくてもゆっくり休むことが出来ます。
読書したり、ゲームをしたり、自分だけの過ごし方が出来る空間です。
続いてはこちら・・・ダウンフロアのライブラリースペースです。
階段下を活用したお子様専用の「秘密基地」です。
大好きな本や自分で描いた絵など、お気に入りの物に囲まれた空間で楽しく過ごすことが出来ます。
キッチンから見える場所にあるので作業中もお子様の様子を見守ることが出来ますね。
床の高さを一段下げてやんわりと仕切られた空間では、子様もおもちゃを広げすぎず上手に遊んでくれます。
壁が無いので孤立しすぎず、大人も子供も程よい距離感の中で安心して過ごすことが出来ます。
現在見学会を開催しているこちらのお住まいもダウンフロアのパーソナルなスペースを取り入れています。
造作のデスクと本棚を設けた階段下のダウンフロアは宿題をするときにも使えますね。
リビングと隣り合わせなのでわからないところ教えてあげたり、親子のコミュニケーションも取りやすくなります。
壁で仕切られていないフレキシブルな空間なので、お子様だけでなく、大人も色々な過ごし方が出来るのが良いところです。
読書やパソコンを使う時は手元が暗くならないようにライトが付けて作業し、コーヒーブレイクのときはカーテンを開けて窓からの自然の明るさの中でホッと一息つくことが出来ます。
用途を絞らない空間はライフスタイルの変化にも柔軟に対応します。大人も子供も落ち着いて過ごせる多目的な空間なのです。
今回は心地よく過ごせる隠れ家のような空間「ヌック」のアイディアをご紹介しました!
ちょっとしたスペースを作ることで、家族と家にいる時もパーソナルな時間も楽しめるようになります。
在宅時間が長い今だからこそ、皆様も自分だけのお気に入りの居場所を手に入れて下さい・・・。
家づくりのご相談や見学会のお問い合わせもお待ちしております。
それではまた・・・。
by Takagi