皆様こんにちは。
本日は2021.1.17。
今日で阪神淡路大震災から丸26年を迎えました。
あの大惨事が教訓となり、木造でも安心して住める家をつくろうとの理念のもと、いここちが手掛ける「耐震構法SE構法」が開発されました。
阪神大震災後、2004年に震度7の新潟中越地震が発生。
2011年に震度7・震度6の東日本大震災が発生。
復興もままならない状況下で、2016年に熊本地震が震度7で2回繰り返して発生。
2018年に大阪でも震度6弱の地震が発生。
日本では度々大地震が発生しています。
その都度、耐震性について議論されますが長続きしません。
地震が起きるたびに皆様は何をお考えになりますか?
法律を守っているから問題はないと思っていませんか?
実は、法律を守るだけでは十分な耐震性を満たすことは難しいのです。
大切な家族の命を、そして資産を守ることは難しいのです。
ですから、しっかり耐震住宅について考えていただきたいのです。
いここちでは、SE構法で強靭な躯体を構成し、さらに全棟構造計算で安全性の確保を義務付けています。
また、耐震100%実行委員会に賛同し、日本の住宅の耐震化運動に参加しています。
建築基準法では「建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧及び水圧並びに地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造のものとして、次の号に揚げる建築物の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める基準に適合するものでなければならない。」とあります。
これは、建物に基準を定めて、国民の生命・健康および財産の保護を図らなければならないというものです。
もちろん当たり前のことです。
しかし、木造2階建て500㎡以下等の小規模建物には、この構造審査を省略できる特例があるため、構造計算をせずに耐力壁を倍率計算表に当てはめる壁量計算で済ませているケースがほとんどなのです。
そうです。事実上、構造の安全性を確かめずに家が建てられている現実があるのです。
本当にこのままで良いのでしょうか。
熊本地震では耐震等級2の家が多く倒壊してしまいました。
家が倒壊したことで大切な家族の命が奪われてしまうケースもあったのも事実です。
下記の動画は、耐震住宅100%実行委員会による「耐震100推奨基準」による耐震等級3と一般での基準法レベルによる耐震シミュレーションをwallstatで行ったものです。
この結果からも分かるように、壁量計算だけでは安全性を確かめるのは難しいのです。
また、同じ耐震等級3であっても、壁量計算だけを行う家と構造計算を行った家では、大地震が発生した際に倒壊する確率も変わってくるのです。
地震大国日本は、一度の地震だけではなく、続けて起こる地震も想定しなければなりません。
一度の地震でもったから”よし”とするのではなく、繰り返される地震を想定して家づくりをしなければならないのです。
構造計算をして安全性が確保できれば、大空間や大開口、スキップフロアや大きな吹き抜けなど、暮らしがより楽しく豊かになります。
皆様、家づくりをお考えの際はぜひ耐震住宅を選んで下さい。
一生に一度の大切な家づくり。
大切な家族の命と財産を守る耐震住宅で、ここちよい暮らしを楽しんで下さいね。
ではまた・・・
by fujimura