皆様こんにちは。
昨日はお施主様のお宅に写真撮影のため訪問をさせていただきました。お引渡しから約4ヶ月。外構工事も終わり新居での生活も慣れましたでしょうか。今回のお住まいは最近とても人気の「平屋」。
今回は東毛方面(館林)のお施主様宅の訪問の様子をご紹介しましょう。もちろん、SE構法です。
横のラインがすっと延びた美しいフォルム。こちらが今回のSE構法の平屋の現場です。中心部に大きな窓、西側に連続したスリット窓があります。そして大きく張り出した重厚感のあるブラック系のタイルデッキが、リビング・玄関と一体化しています。外観はとてもシンプルですが、その中に清楚な美しさと力強さが見られます。
白い外観なので、芝のグリーンが映えますね。これだけ窓が大きいので、室内はかなり明るくなっています。
icocochiの平屋はこんな理由からも選ばれています。
「いざとなった時に家族の命を守ってくれるから・・・」
そうです、平屋は二階建てや三階建てより構造的には強いのです。しかもSE構法ならばさらに強靭です。阪神淡路大震災では、地震発生から家屋の倒壊までの時間は5~10秒でした。これでは残念ながら地震が発生してから建物の外に逃げるのはほとんど無理でした。いざという時に逃げられないのならば、家は家族を守る建物でなければならないのです。
最近は日本各地で大きな災害が発生しています。「うちは多分大丈夫だろう」「群馬は地震がこないよ」では、もう通用しないのです。
「家族の命を守る家」といったことからもSE構法の平屋の需要はどんどん延びているのです。
SE構法の平屋はこのように柱の大空間も自在なので、リビング・ダイニング・キッチンが繋がりを持った開放感を味わえる空間が可能です。
また、南面は大きな窓になっているので室内が優しい自然光に包まれます。これだけ窓を大きくしても強靭さは変わらないのです。
お施主様が実際に暮らしている様子、素敵な家具・インテリアに囲まれている暮らしを拝見させていただきました。
ダイニングチェアは私も大好きな家具のひとつPORADA製のものです。PORADAの家具は曲線の美しさに定評があります。身体や手になじむ曲線が見事です。ベンチタイプのものは生産を終了したとのことで、最後の在庫を手に入れられたと喜んでおられました。もちろん座りごこちもよく、ご夫婦のお気に入りになっているそうです。インテリア通の奥様。PORADAはずっと前からにあこがれていて、「新築したら買おう」と心に決めてようやく念願が叶ったと目を輝かせて教えてくれました。
飽きのこないデザインでシンプルに美しく暮らす。そして大好きなものに囲まれて暮らす。これがここちよく暮らす方法です。まさに実践されていますね。
そして収納も適材適所適量にありました。特に奥様がこだわったのがキッチン廻り。動きやすさ、使いやすさ、しまいやすさ、そしてお客様が来た時の見た目など、あらゆる角度から考えてこのようになっているのです。
バックファニチャーを開けてもすっきりとしていました。
料理を楽しむ時はこのようにスライドドアを開け放して使用します。そして料理が終了すれば扉をさっと閉じて終了です。奥様の使いやすいように定位置を決め、ルール化して使い勝手を考えておられました。新居に住まわれてから家事も随分楽になったようで、スタッフも嬉しく思います。
収納は沢山作ればよいという分けではありません。沢山つくればそれだけ家の面積は増え建築費もかかります。適材・適所・適量に設ければ、使いたい時にさっとしまうことが出来ます。遠いところに収納があってもしまうのが面倒になってしまい、周りに乱雑に置きっぱなしにしてしまうなんてこともあります。たくさん量が入らなくてもそのシーンに必要なものが入れば、ストレスが少なく快適に暮らせるのです。
平屋は階段を上り下りすることなく、ワンフロアで全てがまかなえるというメリットがあります。そのワンフロアの暮らしに時短テクニックが+αされればさらに暮らしは快適になります。
平屋は全てが一階なため、二階建てより外との繋がりを感じやすくなります。SE構法の大開口をプラスすればさらに外との繋がりを感じることができるのです。
また、天井を高くしたり勾配天井にすることで、開放感や抜け感を楽しみやすくなります。
今回訪問させていただいたご家族は、本当に平屋暮らしを愉しんでいただけているようでした。嬉しそうに今の暮らしを話して下さるお施主様の笑顔を見て、大切に住んでいただけることに感謝の気持ちしかありませんでした。私もなかなか東毛方面に足を運ぶ機会がなく、今回参加でき、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。
そして、これからもずっとお施主様に寄り添った暮らしを提案していきたいと強く思いました。
このように住んでからの暮らしをご紹介する機会をこれからどんどん増やしていきますのでお楽しみに・・・
ではまた・・・
by fujimura