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環境と人に優しい断熱材の心地よい暮らし

2022.11.29

皆様こんにちは。

今日は断熱材の話です。

Blogで何度かご紹介していますが、いここちの断熱材は充填断熱の場合はセルロースファイバーです。

断熱性能や窓の性能を高くしつつ、開放的な間取りや大開口をつくり快適な暮らしを提案しています。

ちなみに、いここち性能基準はUA値0.28-0.46です。

付加断熱の場合は、セルロースファイバーと高性能グラスウールの両方です。

今日は、いここちで使用している「セルロースファイバー」を掘り下げてご説明します。

セルロースファイバーは木質繊維系のものが原料となります。

段ボール・新聞紙・木チップなど・・・

これらとホウ酸を混ぜ合わせてセルロースファイバーが出来ます。

それでは特徴を見てみましょう!

【呼吸する断熱材】

木質繊維系が原料のセルロースファイバーは、湿気を吸ったり吐いたり呼吸して湿度をコントロールしています。

まさに、それは肌着のイメージ。肌着は汗を吸い、そして発散し皮膚のかぶれを防ぎますが、ビニール製の雨カッパは汗を吸わずに閉じこめてしまい、そのままにしておけば皮膚がかぶれてしまう危険もあります。

家ならば、ジメジメの状態が解消されなければ木は腐ってしまい、終いには家自体がもろくなってしまうのです。

【環境に優しい断熱材】

セルロースファイバーは製造エネルギーが極めて少ない断熱材です。

製造にかかるエネルギーを数値で比較すると

木材 → 7.4mj/kg

セルロースファイバー → 10mj/kg

発砲プラスチック → 109mj/kg

となり、発砲プラスチックと比べると1/10~1/11程度に抑えられるのです。

さらに、断熱性に優れているため光熱費を抑えることができます。

セルロースファイバーの家は地球環境に優しい生活が送れるのです。

【防音する断熱材】

音は重いものに遮られると聞こえにくくなります。

いここちのセルロースファイバーは、吹込みで隙間なく施工し壁に55kg/㎥程度入るので、音が伝わりにくいのです。ふかふかな繊維質が音を吸音してくれるのです。

こちらが音の実験です。どうぞ。

【防火する断熱材】

セルロースファイバーはホウ酸効果で自己消化性を持つため、火が燃え広がるのを防ぐ力があります。

このような実験があります。1000℃のバーナーでセルロースファイバーを燃やすと黒く炭化するだけで、火元から離れると鎮火し燃え広がりませんでした。炭化したセルロースファイバーをめくると、内部に火は燃え広がっておらず、防火性能が確認できたのです。

実は神社や仏閣の木の柱や壁にはホウ酸が塗られているケースが多いのです。

これは、万が一火災が起きた時、燃え広がるのを少しでも遅くし、全焼するのを防ぐためなのです。

【防虫する断熱材】

セルロースファイバーは、防蟻処理にも使用されているホウ酸が配合されているので、虫が嫌がります。

これは、特に虫嫌いな方にとっては有難いですね。

いここちでは、心地よい暮らしをお届けするため、耐震性だけでなく、ひとつひとつの材料にもこだわっています。

心地よい暮らしって?

冬暖かくて夏涼しい暮らし

永く住んで飽きないシンプルな暮らし

五感で愉しめる素材に囲まれた暮らし

ムダのない動きが出来る動線を意識した暮らし

家族が毎日笑顔で過ごせる暮らし

心地よい暮らしは人それぞれです。

いここちは、皆様としっかり向き合い、そのご家族に最適な心地よい暮らしをご提案します。

ぜひ、いここちモデルハウスにお出掛け下さい。

お待ちしています。

ではまた・・・

by fujimura