皆さんこんにちは。
今日は現場にお邪魔しました。家の骨組みを組み立てる上棟現場です。この工事は家づくりにおいてとても重要な部分、何と言っても骨格なので職人さんは特に気合が入ります。
この上棟では、一気に柱と梁をSE金物でハードジョイントします。これが剛接合になります。SE構法の上棟現場に慣れた精鋭大工チームが指揮をとってくれました。その他にもレッカー業者さんなど、通常より多くの職方が一致団結します。
職人さんの熱気と猛暑のWで「熱いぞ 現場!!」・・・
特にSE構法は、柱・梁といった構造材も太くがっしりとしていますし、金物もかなり強固になっています。通常の木造工法よりルールも厳しく、チェック項目も膨大な量になります。そのため、SE構法の熟練した職方がチームを組んで一気に建て方を行うのです。
SE構法は、骨組みに集成材を使用します。強度計算に基づいて作られるエンジニアリングウッド(JAS構造用集成材)と、それをコンピュータ制御による高精度加工で仕上げているのが特徴です。天然の木材の長所を活かしつつ、反り・ねじれ・割裂・伸縮などの欠点を克服し、強固な強度を実現しているのです。
無垢材は自然素材であるため強度にばらつきがあり、構造計算を行うのには不向きな素材であるため、SE構法は一定の強度が保たれた集成材を使用し、安定した品質を生み出すことで構造計算を可能にしています。
もちろん、シックハウス症候群に対応するため、ホルムアルデヒドの放散量がほとんどないJASで認められた「F☆☆☆☆」等級の安全な集成材を使用しています。
このように、骨組みの工事が進みます。
台風が心配されましたが幸い雨に打たれることもなく、無事に上棟を迎えられました。
気温もグングン上昇!!
職人さんの気合もグングン上昇!!
本当に「熱いっ(暑いっ)」の一言でした。
SE構法では床板パネルを採用することで、根太を使用しません。床板と梁が一体化して、水平面の高い剛性が得られるのです。根太を使用しないことでその分、天井を高く取ることが出来ます。
ちなみに床板パネルは厚さは28mmです。
これはドリフトピンです。SE構法はボルトやドリフトピンで強固に接合しているので、熊本地震でも注目された「連続した揺れ」に対しても、少しずつネジが緩んで抜けるといった現象が起こりにくいため、非常に強い力を発揮すると言えるのです。
現場にicocochiフラッグを掲げさせていただきました。
「家族の命を守る」耐震構法SE構法
「資産価値の高い家づくり」のSE構法
私たちはこれからもしっかりとした家づくりをご提案し続けます。
それでは また・・・
by fujimura