皆様こんにちは。
今日は久々の現場訪問です。気密測定に立ち会わせていただきました。
家づくりを検討する際、「高気密・高断熱の家」というワードを目にすることが多いと思います。
気密性が高い家=隙間の少ない家=省エネ住宅です。
どれだけ隙間をなくし、外と室内の空気の出入りを少なくするかで、ランニングコストにも影響するのです。
高気密の家は隙間が少なくいので、外に逃げる量が少ないため省エネにつながるのです。
ただし、窓がある限り隙間をゼロにすることはできません。どれだけ隙間を少なくするかがカギなのです。
いここちの家は、構造デザイン×性能デザイン×空間デザインにそれぞれ基準を設けているのが特徴です。
それは、お施主様に心地よい暮らしをしていただきたいから。
ですから、UA値0.46以下という性能基準のもと、ZEH基準以上の性能を誇る省エネ住宅を手掛けているのです。
その高い性能の中で気密性を数値化したものがC値で、このC値を測定するのが気密測定です。
窓の前で何やら作業が始まりました。
大きな筒状のものが箱から取り出され、セットされました。
今回の測定は、断熱材のセルロースファイバーを現場で吹込み、気密シートは貼り終えた時点での測定です。
気密測定をするまでの道のり(断熱工事)のおさらいです。
まず、断熱材を吹き込む、吹込みシートを張ります。
そして、吹込みシートに吹込み用の穴をあけ、断熱材(セルロースファイバー)を現場で吹き込みます。
壁:120mm
天井:200mmが標準です。
付加断熱(ダブル断熱)の場合はこの仕様とは異なりますが・・・
いここちでは、断熱材施工は専門業者に依頼をしています。
その後、吹込み口をふさぎます。
ちなみに電気のコンセントスイッチプレートは、気密カバーを使用し気密性を高めています。
そして、気密シートを張り合わせ気密テープでしっかり留めて断熱工事の完了となります。
そして今日の気密測定となりました。
計測にかかる時間はおよそ5分程度。
計測している最中に、開いている箇所はないかを確認していきます。
そして、結果がC値0.3でした。
本日の測定には、お施主様も立ち会っていただき、測定結果をしっかりご覧いただけました。
永く快適に心地よく暮らしていただきたいから。
大開口の窓であっても、しっかりとした構造と性能の家に暮らす。
それがいここちの家です。
お施主様の笑顔のために、これからも頑張ります!!
ではまた・・・
by fujimura