皆様こんにちは。
もうすぐ東北大震災から10年。
あの大震災では多くの建物や多くの方が被害に遭われました。
そして、大切な方を失った人もたくさんいらっしゃいました。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
住宅を提供する会社の使命として、耐震化を率先して進めなければならないと痛感しています。
いここちの家は耐震構法SE構法です。
SE構法は【構造計算】にこだわり、木造ラーメン構造という一般的な木造住宅よりはるかに強靭な躯体で構成されています。
Safety(セーフティ-)=安全性
Engineering(エンジニアリング)=工学的
この頭文字から名づけられたSE構法。
安定した強度のもと、【構造計算】をして工学的な観点からしっかり安全性を確かめるのが最大の特徴です。
東北大震災の際、気象庁が発表した「震度6弱」以上の揺れに見舞われたSE構法の建物は、1227棟ありました。
これほどの大地震であっても、主要構造部には地震動による被害を受けた建物は一棟もなかったのです。
これが、【構造計算】をして工学的な観点から安全性を立証するSE構法の強さなのです。
それではもう少し詳しくご説明します。
1227棟の安全性が保たれた理由とは・・・
①「立体解析」による構造計算
壁量計算ではなく構造計算。
その中でも立体解析による構造計算にこだわり、建物の安定度を高めることで建物の揺れが最小限に抑えられた。
②木質半剛接ラーメンフレーム+構造用面材の耐力壁
自由度の高い設計を実現しつつ、耐震性を確保できた。
③基礎に直結する柱脚金物
柱の「しなり」を引き出し、木材の性能を十二分に引き出した。
④剛強な床構面
厚さ28mmの構造用合板により、地震時に発生する荷重が建物全体に分散された。
⑤徹底した品質管理
構造計算から部材加工まで一貫したシステムで高精度の加工を実現し、施工水準を高く維持することで品質を高めた。
これが、東北大震災でもSE構法が1227棟全ての家が欠損がなかった理由なのです。
構造計算にこだわり、計算どおりの性能が発揮できるようにシステムを確立したことで、安全な家ができているのです。
東北大震災の揺れの特性として、揺れ始めの際に強い振動が発生したものの、その揺れの周期は短く、建物が結果的に今までの地震と比較すると倒壊被害は少なかったと気象庁や防災科学技術研究所が発表しました。
ただし、結果的に倒れなかったということと、当初から倒れない計画をして家づくりをしたのでは大きく異なります。
倒壊しなかったものの、主要な構造部に損傷を受けてしまっては今後の地震で倒壊する恐れもありますし、資産価値としても低減しています。
いここちの家は、主要な構造部に欠損がないため、資産価値としても守られているのです。
3.11の東北大震災から10年。
皆様、改めて地震から家族を守る家についてお考えください。
いここちは、【構造計算】により高い耐震性にこだわります。
それが、結果的に自由度の高い間取り、開放感のある大空間や大開口、資産価値、ここちよい暮らしに繋がるのです。
ぜひ、一度【構造計算】にこだわったいここちモデルハウスにご来場下さい。
お待ちしています。
では、また・・・
by fujimura