阪神・淡路大震災から今日で24年。
SE構法は、阪神・淡路大震災を教訓に誕生した構法です。
「大地震でも倒れない木造住宅を日本中に広めたい」との理念でSE構法が誕生しました。
icocochiにとっても1.17は特別な日です。
icocochiは⼀般社団法⼈ 耐震住宅100%実⾏委員会に参加しています。耐震住宅100%実行委員会ではこのような理念を持って行動しています。
東⽇本⼤震災以降、多発する地震災害に⾒舞われている我が国の現状において、家族と暮らしの安全を守る住宅の耐震化が重要であることは⾔うまでもありません。
しかし、多くの⼈々が暮らす⼀般的な⼆階建て以下の⽊造住宅の81%が、構造計算を行っていません。この事実は、⽇本の住宅の耐震性能が、極めて脆弱な環境に置かれているということを⽰しています。その耐震化や、構造計算の徹底推進を阻害する⼤きな要因の⼀つが、「建築基準法第6条・四号特例」です。
この法令は、鉄⾻、あるいは、三階建て以上の⽊造建造物等に義務づけられている建物の構造計算を、「四号建築物」として区分されている⼆階建て以下の⽊造住宅については、⼿続きの簡便性という理由から実質的に⾏わなくてもよいという特例事項です。
私たちは、この「四号特例」は、⼤きな過ちであると考えます。そして同時に、確かな「構造計算」が必要です。鉄⾻マンションであれ⽊造住宅であれ、「住宅」が、安全な暮らしを守る器であることに変わりはなく、すべての住宅に確かな「構造計算」が必要です。
私たちは、⽇本の住宅資本の強靭化、即ち、地震災害に強い安⼼できる暮らしの実現に向けて、まず「四号特例」の廃⽌を目指し、その上で、確かな耐震基準に基づく住宅の普及を推進していきます。
⼀般社団法⼈ 耐震住宅100%実⾏委員会
これからも我々は、「日本の住宅を100%耐震に。」この想いを胸に一棟一棟大切に家づくりを進めて参ります。