皆様こんにちは。
今日は3月11日。東日本大震災は、本日11日で発生から14年を迎えました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
我々いここちにも出来ることを、精一杯行って参ります。
いここちの手掛けるSE構法は、災害から家族の命や資産を守る家づくりとして「耐震」を掲げた構法です。
地震大国日本において、安全な家を提供することがいここちの使命と考えています。
SE構法は
Safety=安全
Engineering=工学的な
この頭文字を取ってSE構法となっています。
それは、「安全」を構造計算で「工学的」に証明している家ということを意味しています。
科学的な根拠に基づいて建物の安全性を検証するのが「構造計算」。
実は、ほとんどの木造住宅は「壁量規定」という計算方法によって耐震性を計算しており、一棟一棟で構造計算を行なっているわけではないのです。
反面、SE構法はビルやマンションなどで行われている許容応力度と呼ばれる緻密な構造計算を、すべての住宅で実施し安全性を数値化しているのです。
お施主様が望む間取りに対して「構造計画」へと落とし込み、地震だけでなく台風などの自然災害も想定し「構造計算」へと進めていく。それがいここちの設計プロセスです。
構造計算をして安全性を立証することで、自然災害に耐えうる強靭さを備えながらも、大空間や大開口など希望の間取りや空間を実現しているのです。
SE構法は数ある木造の工法の中でも「木造ラーメン構造」という工法です。
一般の木造工法とは異なり、木造でありながら鉄骨と同じような強さを発揮するのが、この木造ラーメン構造の特徴です。
ではこの木造ラーメン構造であるSE構法のポイントを5つご紹介しましょう。
①構造計算が違う!
SE構法では、RC造や鉄骨造のビルと同じように一棟一棟で緻密な構造計算を行い、明確な数値で地震に対する強さを示しています。
②耐力壁が違う!
SE構法の耐力壁は、在来工法に比べて3.5倍もの強度をもっているため、壁の量を減らし開放的な空間をつくることができます。
③構造材が違う!
SE構法では、一定の強度が確保された構造用集成材を使用。
平角柱と大梁で構成された「耐力フレーム」により、大開口も実現できます。
④接合部が違う!
地震の際、最初に壊れるのが接合部。
SE構法は独自開発の「SE金物」と「Sボルト」によって強い接合部を実現し、耐震性を高めています。
⑤耐震シミュレーション
SE構法では、現実に起こりうる大地震に対してオプションで耐震シミュレーションを実施できます。
家族が心地よく過ごせる家、それがいここちな家です。
その心地よさの中には、耐震も断熱性能もシンプルで飽きのこないデザインも含まれています。
これからもいここちは、皆様に寄り添った建物をつくり続けます。
ぜひ、icocochiモデルハウスで耐震性の高い空間をお愉しみ下さい。
お待ちしています。
ではまた・・・
by fujimura