皆様こんにちは。
モデルハウスをご案内中、こんな質問をよくいただきます。
「これだけ大きな窓で性能は大丈夫ですか?冬寒くて夏暑そうですが・・・」
いここちの家は耐震構法SE構法。強靭な躯体と構造計算による安全性の検証のおかげで、大開口や大空間、吹き抜けのある家を数多く手掛けています。
最大8.4mの開口が取れるのはSE構法の魅力。
これ程の大開口や大空間であれば、当然冬の寒さや夏の暑さは気になりますよね。
いここちの家は、大開口・大空間だからこそしっかりと性能と向き合い、心地よく暮らせる家をご提供しているのです。
性能値だけを良くしても、快適な暮らしは手に入れられません。
例えば、UA値の数値を小さくするために、「壁を増やす」「窓を小さくする」といった選択を優先し過ぎることで、外との繋がりがなくなり景色を愉しむことが難しくなったり、室内が暗くなったり、冬に陽が入らず暖房の負荷が高くなり電気代が余計かかったりするのです。
そうならないためにも、数値と快適指数のバランスを考えたご提案をさせていただいているのです。
いここちでは、UA値は0.46以下という性能基準を設け、断熱等級は7もしくは6、一次エネルギー消費量等級は6となるお住まいをご提供しています。
大開口・大空間でも高性能が大前提のいここちの家。
完全自由設計のため性能数値は一棟一棟異なりますが、お客様には省エネルギー計算報告書として、結果をデータでご報告させていただいています。
・どんな断熱材をどのくらいの厚み有しているか
・どんなサッシでガラスの種類は何か
この部分でも、家の性能値は大きく左右されるのです。
いここちでは、断熱材は屋根200mm、壁120mmのセルロースファイバー、基礎は50mmのスタイロエース仕様になっています。
もちろん、付加断熱を希望される場合はさらに内側に厚みが増します。
窓もハイブリッド窓の金属・樹脂の複合サッシにトリプルガラス仕様となります。
場合によっては樹脂サッシを使用します。
ある実邸では、報告書の結果「UA値0.34」と出ています。
性能を高くするとそれにかかる費用は増しますが、生涯コストで考えていただけるように、報告書には目安となる光熱費シミュレーションとして、省エネ数値を見える化しているのです。
地球温暖化を含む環境問題が社会問題になっている今、私たちは日々の暮らしの中でも省エネについて真剣に考えなければならなくなっています。
いここちでは、お客様に提供する住まいを通してこの問題に少しでもお役に立てればと考えています。
窓は気を使わなければ性能が下がります。
しかし、窓がなかったり小さ過ぎると、視線の抜けもなく薄暗い室内になって心豊かな暮らしができません。
そして何よりも冬に陽が室内に入らず暖房費が余計にかかってしまうのです。
これは日照シミュレーションの結果です。
冬はしっかりと陽が入り室内を暖めてくれています。逆に夏は軒が陽をカットしてくれるので室内に暑い日差しか入ることがありません。
これはパッシブデザインの考え方。
機械だけに頼らない暮らしを提案するため、いここちではパップデザインを取り入れた暮らしを基本としています。
高性能でありながら、大開口や吹き抜けも取り入れた心地よい暮らし。
いここちは生涯コストで家づくりをご提案。そのためにも省エネルギー計算の結果をしっかりご報告します。
ぜひ、モデルハウスでこの心地よさをご体感下さい。
お待ちしています。
ではまた・・・
by fujimura