皆様こんにちは。
皆様は家づくりをする際、地震に強い家というワードを考えてみたことはありますか?
地震大国日本。震度5以上の地震は2020年で8回、2021年で10回、今年2022年はすでに10回観測されています。
家づくりを検討する際、どの施工会社も地震について考えているから、気にしていないという方も多いのではないでしょうか。
たとえ耐震等級3であっても、壁量計算だけのものと構造計算を行っているものでは、地震に対する強度が異なる場合があることを知っていただきたいのです。
現在、日本の基準では、延べ面積500m2以下や2階建て以下などの条件を満たす木造住宅は、構造審査が省略されています。いわゆる構造計算が4号特例で免除されているのです。
そのため、ほとんどの2階建て以下の木造は、構造の強さの確認を壁量計算で済ませているのです。
しかし、2025年の省エネ基準適合義務化と合わせて4号特例が縮小され、壁量増の見込みとなります。
壁の量が増えれば、耐震性は高くなりますがプランの自由度は制限されてしまいます。
いここちでは、壁量計算ではなく、もともと構造計算を行っているので、国の政策強化にもしっかりと対応できているのです。
いここちの目指すところは、「地震が起きたあとで死なないための家づくり」です。
それは「構造計算」
壁量計算ではなく許容応力度計算の構造計算をすること。
そして耐震等級3にすること。
これがいここちの耐震の基準となります。
熊本大地震と同じ地震波を、耐震シミュレーションソフトにかけた検証結果で、下記の事実が確認されています。
この検証の結果で明らかになったことは、
○ 建築基準法=耐震等級1ではない
○ 壁量計算と構造計算の耐震等級は同じではない
○ 熊本大地震と同じ地震波でシミュレーションした結果、構造計算を行った耐震等級3以外は倒壊
となっているのです。
地震の規模も大きくなっている日本だからこそ、高い基準を設け、家族の命と財産を守る家を行う必要があるという理念のもと、いここちでは構造計算の耐震等級3にこだわるのです。
耐震等級3でも、壁量計算の結果の耐震等級3と、許容応力度計算の構造計算での耐震等級3は強さが違うのがお分かりいただけると思います。
構造計算をもとに、地震に備えた家づくりをぜひ考えてみてください。
ではまた・・・
7月22日に新モデルハウス「土間で繋がる平屋」が高崎市中泉町にOPENします。
お楽しみに・・・
by fujimura