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地震に耐え抜く家づくりを目指して

2023.3.11

皆様こんにちは。

 

今日は3月11日。東日本大震災から12年。

被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

そして、いここちは日本の住宅の耐震化100%を目指し、これからも尽力致します。

東日本大震災当日、私は渋川市内の建築現場におりました。

ちょうど足場から降りている最中で、大きな揺れに恐怖を感じたことを記憶しています。

本震による震度は、宮城県北部で最大震度7が観測された他、宮城県、福島県、茨城県、栃木県などでは震度6強を観測したのです。

その後も強い揺れの余震が何度も観測され、4月7日に宮城県沖を震源として発生した震度6強の余震をはじめ、5月31日までに発生した余震は、最大震度6強が2回、最大震度6弱が2回、最大震度5強が6回、最大震度5弱が23回、最大震度4が135回観測されました。

繰り返される地震。続く余震。これが地震大国日本の特徴でもあります。

 

東日本大震災が起きた際、SE構法で建てた住宅は一棟も倒壊がありませんでした。

これが立体解析による構造計算を実施している耐震構法SE構法の強さの結果です。

その理由をご紹介します。

 

 

その①

木質半剛接ラーメンフレーム+構造用面材の耐力壁

SE構法の木造ラーメン構造は、柱と梁を強固に接合した耐力フレームと構造用合板で、建物の変形が起きにくい安定した構造をつくってくれるのです。

一方在来工法は、柱と梁を単純につなぎ、筋交いで変形を抑えるので大きな力に耐えられません。また、耐力壁(筋交い)で強度を保たせるため、外せない壁が増えてしまうのです。

 

その②

「立体解析」による構造計算

SE構法がこだわるのは、耐震性能と耐久性能。目に見えない「安全」が守られてこそ、暮らしの豊かさが築かれるもの考えています。

どんなに素晴らしいインテリアやデザインがあっても、それを支える強靭な構造がなければ本当の豊かさを守り抜くことはできません。

地震に強い構造、台風に打ち勝つ構造、火災にも十分な対策が施された構造を持った住宅が、地震大国日本に求められるのです。

構造計算をする家としない家では、将来の資産価値に大きな差が出てくると言われています。

特例で認められているから壁量計算で済ませるではなく、安全性能を追求し必要と判断したから構造計算を行う。これがSE構法の考え方なのです。

その結果、建物の安定度を高めることで建物の地震応答(揺れ)が最小に抑えられ、東日本大震災でも倒壊しなかったのです。

 

その③

基礎に直結する柱脚金物

SE構法では、阪神淡路大震災の教訓から土台から柱が抜けないように、柱と基礎とをSE構法で強固に接合する方法を考案しました。

その耐力は従来の工法の約9.5倍です。

地震など、横からの力による引き抜き現象に対して圧倒的に強い性能を持つ柱を実現させているのです。

柱の「しなり」を引き出し、木材の性能を十二分に引き出した結果、東日本大震災でも倒壊しなかったのです。

 

その④

剛強な床構面

SE構法は、厚さ28mmの構造用合板を1階・2階に敷きつめ、指定の釘ピッチで梁に直接打ち付けます。

床を一体型の面構造にすることで、構造を安定させ、地震の揺れによる荷重等をバランスよく吸収する構造を実現。地震時に発生する荷重が建物全体に分散されました。

 

結果的に倒れなかったではなく、当初から倒れないように計画したということは大きな差があります。

立体解析を実施したSE構法の場合、地面が同じように揺れても、建物の揺れ方は在来工法などに比べて小さく安定した動き方になると考えられています。

改めて、耐震住宅について考えていただけましたら幸いです。

家族の命と財産を守るSE構法。ぜひいここちモデルハウスで心地よさをご体感下さい。

お待ちしています。

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ではまた・・・

by fujimura