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土間で繋がる平屋 断熱工事の様子

2022.5.10

皆様こんにちは

現在、「土間で繋がる平屋」モデルハウスは断熱工事の真っ最中です。

建物の中の様子はどうなっているかというと・・・

天井や壁に不織布のシートが貼ってあります。

これからここに穴をあけて、中に「セルローズファイバー」を吹き込んでいきます。

セルローズファイバーは古紙から出来た木質系繊維の断熱材です。ふわふわした綿のような触り心地をしています。

これを職人さんが専用の機械で隙間なく吹き込んでいきます。

 

 

吹き込んだ後の様子がこちら・・・

横から見ると少しふっくらしているのがお分かりいただけるでしょうか?

天井には200mm、壁には120mmの厚さのセルローズファイバーが隙間なく、ぱんぱんに入っています。

 

セルローズファイバーには様々な優れた特徴があります。

断熱性

綿状の材料を吹き込むので、マット状の断熱材を敷き詰めるのとは異なり、隙間が発生しにくく熱が逃げるのを防ぎます。冷暖房効率もUPするので省エネにもなります。

 

吸音性

踏切の近くや大通り沿い等、音が気になるエリアに建築する方にも防音効果のあるセルローズファイバーはおすすめです。実際の効果はこちらの動画でご紹介しています。

 

難燃性

「原料が古紙」というと燃えやすいイメージがありますが、燃え広がらないように処理されているので火を当てても表面が炭化するだけで済みます。有毒ガスが発生しないのも特徴です。

 

撥水性

撥水処理してあるので水を吸い込まず、断熱性能が低下する心配もありません。

 

防カビ性

ホウ素系薬品で処理を施してあるので、アレルギーの原因にもなるカビの発生を防ぎます。

 

安全性

icocochiで採用しているセルローズファイバーは、JIS認証(Japanese Industrial Standards =日本産業規格)に適合した品質と安全性が確保された材料です。VOC、ホルムアルデヒドは使用していないことが確認されており、F☆☆☆☆を取得しています。

 

 

さて、セルローズファイバーが吹き込まれた天井を見上げてみると・・・オレンジ色のシートが貼ってありますね。

これは「防湿気密シート」です。

上の写真はまだ施工途中ですが、これを断熱材の上から貼ることで、室内の気密性を高める効果があります。

コンセント部分はどうしても穴をあける必要がありますが、「気密コンセントボックスカバー」を取り付け、専用のテープでしっかりと周りを貼ることで気密性を確保しています。

 

 

暖かい家は様々な工程を経て完成します。

どんなに優れた断熱材でも、きちんと施工されなければ本来の力は発揮出来ません。

専門の職人さんが丁寧に施工して下さるからこそ、施工精度が高い、断熱性・気密性が確保された家が出来上がるのです。

 

今週末には、断熱工事が終わった後の現場をご案内する見学会を開催します。

是非「icocochiの現場」をその目でお確かめ下さい。

 

お申し込みはこちらからどうぞ

現場の進捗状況は随時blogでお知らせいたしますのでお楽しみに!

それではまた・・・

 

by Takagi

土間で繋がる平屋のインスタグラムも更新中です。

是非ご覧下さい。https://www.instagram.com/home.i.2022/