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収納はルールをつくってシンプルに

2022.12.3

皆様こんにちは。今日は収納のお話です。

モデルハウスのご案内をしていて「マイホームを検討するきっかけは何ですか?」と質問すると、「モノがあふれてきたので広い家にしたい」という声を聞きます。

やはり、結婚やお子様の誕生などで家族が増えるとモノも増えてきますので、ご家族やライフスタイルに合った収納計画をすることが必要になってくるのです。

しかし、収納を大きく取ればよいというのではありません。

家族にとって必要なサイズのものを必要な場所に、必要な大きさで、適した材料や素材でつくる「適材・適所・適量」が収納には求められるのです。

心地よい暮らしはに、収納術も大事な要素になってくるのです。

ではキッチン廻りの収納を見てみましょう。

こちらは、キッチン横のパントリーです。

キッチンと行き来がしやすいように開口に扉は設けずOPENになっています。

奥にあるのでリビングから見えることはありませんので、扉はあえてつけませんでした。

パントリー内の棚は、同じ高さに同じBOXを入れ、見た目もすっきりしています。

ここでポイントは、

設計の打合せ時に、どういうものを置きたいかを伝える

(それに合わせて稼動棚or固定棚か、棚を何段にすればよいかのアドバイスがもらえます)

収納するものの大きさに合わせたBOXを利用

1ジャンル1BOXを心がける

書類などを収納する際は、ファイル・シール・ペンなどを同じコーナーに収納することで、移動しなくても一箇所で作業がすむというコックピットのような考え方をするといいですよ。

こまごましていてもBOXに入れてしまえば、見た目もスッキリするので、気分も上がるでしょう。

続いては、キッチンの背面収納の扉を付けたケースのご紹介。

引戸になっており、キッチンに立っている時は、出し入れしやすいようにOPEN にして使用。

来客時は扉を閉めて、すっきり見せるといった具合に使い分けができる収納もあります。

こちらのお住まいのキッチン類の収納は壁面収納になっており、食事の支度をしながらくるっと後ろを向けばすぐ必要なものが揃うので、動線も短くて楽。

そして扉を閉めると壁と一体化するので空間的にも非常にすっきり見えるです。

続いては洗面・クローゼット収納です。

クローゼットでは、ハンガーにかけたまましまいたいモノが多いのか、畳んでしまいたいモノが多いのかを聞き取り、パイプスペースと棚スペースの割合を決定しています。

・取り出しやすいこと

・見やすいこと

・使用頻度ごとにグループ分けする

こちらを基本に考えると良いでしょう。

 

ネクタイやアクセサリー類も、色やTPOごとに分けておくと探す手間が省けたり、コーディネートしやすくなります。

そしてその領域を決めることも大切です。

決めた領域をオーバーした時点で、着るものと着ないもの、シミや毛玉や色あせの有無、体形が変わって着られなくなっていないかなどもチェックし、見直すことも大切です。

基本的には、領域をオーバーすれば手放すことも考えてください。そうしないと着ない洋服がどんどん増えてしまい、収納量が足りなくなってしまいます。

「いつか着るかも」「体形が変わったら着よう」から、「今着たいか?」を基準とすると良いですね。

タオル類は直接肌に触れるものです。衛生面や清潔感を考え、変色やにおい、ふんわり感の損失が見受けられたら、新しいものと取り換えましょう。

役目を終えたタオル等で年末の大掃除をしてはいかがでしょうか。

モノを大切にすることはとても良いことで素敵です。

でも、使わないもので家が窮屈になるのはどうでしょうか。

必要なものを必要な量、適切な場所に収納して、心地よい暮らしを楽しみませんか?

いここちでは、収納アドバイスもおこなっていますので、お気軽にご質問ください。

では・・・

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by fujimura