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耐震シミュレーションで学ぶ SE構法と在来工法の違い

2021.4.18

皆様こんにちは。

今日は、SE構法と一般的な木造在来工法の強さの違いをご説明させていただきます。

SE構法はどのくらい地震に強いのか?

一言で「耐震構法」といってもどのくらいの強さを持ち合わせているか分かりにくいと思いますので、今回は耐震シミュレーションを使ってSE構法と一般的な木造在来工法の強さを比較してみたいと思います。

耐震シミュレーションとは、地震の揺れを再現することで、その地震に建つ建物への影響を確認するものです。

実際のいここちモデルハウスの間取りを使って、SE構法と在来工法の「耐震等級3」で建てた時を比較してみましょう。

【在来工法の仕様は下記の通りとします】

・梁接合部:羽子板ボルト

・柱脚接合部:ホールダウン金物

・耐力壁:壁倍率2.5倍~5.0倍

・耐震等級3

※ SE構法に比べて耐力壁を増やさないと耐震等級3に値しないので、間取りは同じでも開口を小さくして壁を増やします

 

3つのパターンの地震波を用いて耐震シミュレーションで確認しましょう。

・兵庫県南部地震(阪神大震災)

・東北地方太平洋沖地震(東北大震災)

・熊本地震

では動画をどうぞ。

※このシミュレーションは仮定条件に基づき実施した解析結果であり、実際の地震・倒壊状況を保証するものではありませんのでご了承下さい。

結果的に、耐震等級3という同じ等級にしようとすると、やはりモデルハウスの大空間では在来工法はかなり壁の量を増やさなければなりません。

そうすると窓が必然的に小さくなってしまうのです。

そして、過去の大地震のような複雑な地震波では、耐震等級が3でも倒壊する恐れがあるということなのです。

地震大国日本では、様々な地震波の大地震が起きています。大切な家族の命を守るためにも安全で安心な家をつくらなければなりません。

それがいここちの使命なのです。

これからも構造計算で安全性を確かめたうえで、安心安全な家を皆様にご提供し続けます。

それではまた・・・

SE構法の詳細はこちら

by fujimura