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住宅市場おける「省エネ」の変化

2024.2.8

皆様こんにちは。今日は省エネの話です。

2025年4月に改正建築物省エネ法が施工されます。

そして2024年4月からは省エネ住宅表示制度(販売・賃貸事業者が建築物の省エネ性能を広告等に表示)がスタートします。

このように住宅市場は「省エネ」をキーワードに大きく変化し、住宅への意識と商品価値が変わると言われています。もちろん、住宅の価格もそれに伴い高騰すると示唆されています。

 

では、どのように変化するのかご説明します。

改正建築物省エネ法が施工されると・・・

①原則、すべての新築・非住宅に省エネ基準適合が義務付けとなる

②建築確認手続きの中で省エネ基準への適合検査が実施される

③2025年4月に施行

この3つが大きなポイントとなります。

 

①においては、現在説明義務で済んでいたものが適合義務に変更になります。

②においては、確認申請時に省エネの書類を提出し、書類審査をクリアした後に着工が許可されるのです。

今までは、お施主様に説明だけで済んでいた省エネ性能が、今後は実際に適合している書類を提出する必要が出てくるのです。

いここちでは、すでに全棟で省エネ計算を実施し、省エネ適合性判定を行っています。

全ての住宅で省エネ基準以上の性能を有しており、さらに省エネルギー計算報告書を書類にしてお客様に提出しているのです。

性能に関しては、UA値0.46以下をいここち基準としており、省エネ計算で数値の見える化と快適度UPを図っているのです。

ですから、省エネ基準適合義務が開始されても、なんら慌てることなく、確認申請時にその書類を添付すれば済むのです。

 

では、なぜ住宅に省エネが必要なのでしょうか。そしてどんなメリットがあるのでしょうか。

・省エネ住宅はエネルギー効率がよいので光熱費を抑えられる

・急激な温度変化を減らしヒートショックを防ぐ

・結露がないため健康によく、カビの発生を防ぐ効果が高い

・結露がないことは住宅の劣化スビートを遅くする

・気密性が高いため、防音性能も高くなる

このように、多くのメリットがあるのです。

性能を高くすると家の値段が高くなり、性能の高い家は初期投資が必要になります。

しかし、性能を考慮すれば毎月のランニングコスト軽減や家族の健康、家の劣化スピードを軽減するといったことにもつながるのです。

まさに性能の高い家の初期投資と光熱費はトレードオフの関係ともいえます。

 

では、お施主様にお渡しをしている省エネルギー報告書のご紹介です。

こちらのお住まいはUA値0.34  / BEI 0.31という結果で、断熱等級6及び一次エネルギー消費量等級6となります。

性能値は、間取りや窓の大きさ、窓の材質やガラスの種類、断熱材の素材や厚みなどによって異なります。

いここちでは、数値だけを良くするのではなく、大きな窓や仕切りのない大空間、楽しく暮らせる空間を確保しつつ快適な数値になるよう、設計や施工で努力をするのです。

構造と性能、空間デザインに基準を設け、この3つをクリアしたものをいここちの家としています。

当たり前ですが、冬暖かく夏涼しい快適性能をこれからもお届けして参ります。

そして、大震災でも家が家族と資産を守る家をお届けします。

皆様も省エネ住宅で心も体もお財布も温かな家で心地よく暮らしませんか?

ぜひモデルハウスで快適性能をご体感下さい。

いここちモデルハウスでお待ちしています。

ではまた・・・

by fuijimura