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付加断熱でさらに省エネへ

2023.12.24

皆様こんにちは。

今日は付加断熱についてです。

いここちでは断熱材セルロースファイバーを、壁は柱の幅と同じ「120mm」、屋根は「200mm」現場で吹き込みます。

ちなみに、セルロースファイバーは古紙から作られた断熱材です。

地球環境問題にも向き合い、地球環境保護に結び付くことや断熱性に優れていることから、セルロースファイバーを採用しています。

大きな特徴は、高い断熱性・吸音性・吸放湿性・難燃性・撥水性・防カビ性・シックハウス対策・安全性を備えた多機能な断熱材であることです。

いここちでは通常、充填断熱といって柱の間に断熱材を入れる方法をとっており、柱と同じ幅の120mmを吹込みますが、より一層、省エネを求める方には付加断熱もおこなっています。

付加断熱施工の場合は、壁は充填断熱のさらに内側にセルロースファイバーを105mmを吹き込む、合計225mmの厚さ、そして屋根は300mmの厚さを吹き込みます。いわゆる「内」付加断熱です。

もちろん、標準的な断熱施工でUA値0.46以下は確保していますので十分効果は出ていますが、付加断熱にすることで、より一層断熱効果が期待できます。

こちらが付加断熱を実施した、2階リビングの重量木骨の家の結果です。

壁は合計225mm、天井は300mmのセルロースファイバーを吹き込みました。

弊社では、断熱工事は専門業者に依頼をしています。

専門業者による確実な施工と、弊社監督の完了確認による体制をとっています。

その結果、UA値は0.27・BEIは.030という結果になり、これは、断熱等級6・一次エネルギー消費量等級6に値します。

少ないエネルギーで家中を快適にしてくれるので、省エネ住宅になるということです。

また、大開口によって冬はしっかり室内に太陽光を入れるので、暖房などの機械エネルギーだけに頼らない、環境負荷を抑えた心地よい暮らしが楽しめるのです。

省エネ計算では、シミュレーションを行い、光熱費に換算してどのくらい省エネになるかを数値化しています。

家は永く持たせるもの。光熱費も積もり積もれば、差が大きく開くのです。

いここちは重量木骨の家の高い耐震性で、家族の命と財産を守ります。

高い性能で冬暖かくて夏涼しい、一年を通して快適な環境を生み出します。

そして、重量木骨の家から生まれる美しい空間デザインで、心地よい暮らしをお届けします。

耐震等級3、UA値0.24-0.46の断熱等級7もしくは6、一次エネルギー消費量等級6がいここちの基準です。

C値は全棟測定をしているわけではなく、定期的に測定を実施していますが、0.6以下を基準としています。

重量木骨の家だから実現可能な「大開口・大空間」を活かすからこそ欠かせない、高い性能。

いここちでは、これからも構造・性能・空間のデザインを整えた家づくりを目指して参ります。

 

年内は12/28(木)まで見学が可能です。

ぜひお出掛け下さい。お待ちしています。

見学予約はこちら

ではまた・・・

by fujimura