皆様こんにちは。
もう近くまで春は来ているのに、やはり朝晩は寒いですね。
モデルハウスをご案内していて皆様によく聞かれるのは、「エアコンはどこにあるのですか?」です。
一見、icocochiモデルハウスにはエアコンは設置していないように見えますが、実は壁掛けのエアコンではありません。
床下に専用エアコンを設置し床下の基礎にダクトをはわせて、そこに専用エアコンで温度を調整した空気を送り、床のガラリから冬は暖気・夏は冷気を出しています。
そして天井部分にも同様、天井部に専用エアコンを設置し、小屋裏にダクトをはわせて壁や天井のガラリから暖気や冷気を送っているのです。
床下といっても、実邸では床の下に置いて見えなくしてしまうようなことはしません。
きちんと目視できて、基本的なお掃除が出来るような場所に設置させていただきます。
例えば階段下に設置したり
造作家具と組み合わせて、室内の雰囲気に馴染ませたり
日常の暮らしの中に溶け込ませているのです。
このような空調を使うことで、家中どこにいても大きく温度差を感じることがなく、より快適で健康なここちよい暮らしを愉しめるのです。
特に冬は、暖房が付いている部屋と付いていない部屋では温度差はかなり大きくなります。
その関係で、特に冬はヒートショックによる死亡事故も多く発生します。
この「ヒートショック」とは・・・
急激な温度差により血圧が大きく変化することで失神・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こし、身体への悪影響を及ぼす要因になることです。
住宅ではお風呂場やトイレなどで起こりやすく、事故の大半が気温の低い冬に発生しているのです。
ヒートショックなどの入浴に関する死亡事故は年間およそ19,000人とされ、交通事故による死亡者数の約4倍というデータが出ているのです。(平成25年 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究より)
快適な環境で暮らしていただたいという強い思い、そして健康で長生きをしていただきたいという思いから、このような空調で皆様の暮らしをサポートしてるのです。
もちろん、ライフスタイルは様々ですので、必ずしもこの空調だけがベストではありません。
皆様のライフスタイルや価値観をじっくりお聞きし、快適な暮らしでご家族が笑顔で暮らせるように様々な形でサポートしているのです。
通常の木造の家づくりは、耐震性を高く保つために壁の量を多くすることもしばしばあります。細かく仕切れば空調も行き渡りにくくなり、壁掛けエアコンでしたら、台数も多くなりがちです。
一方、icocochiの家づくりは仕切りのない大空間も多く、また性能を高く保ち気密性・断熱性を高くしているので、このような空調で快適に過ごせるのです。
冬は寒くて動きたくないと、じっと我慢している皆様。ぜひicocochiモデルハウスでの快適な温度環境の暮らしをご体感下さい。
では、また・・・
by fujimura