皆様こんにちは。
今日は、いここちの心地よい暮らしに必要な防蟻(シロアリ)対策についてです。
長期優良住宅のいここちは、建てた後のメンテナンスも含め、長きに渡り「高い価値」を持続させるための様々な対策を行っています。
その中で、家を長持ちさせるため、恒久的なシロアリ対策が必要となります。
そこで、いここちでは新築時に防蟻処理を4工程行い、さらにシロアリ対策の継続を皆様にご依頼しているのです。
防蟻薬剤は、自然環境の中で徐々に分解され、5年を目処に効力が失われていきます。
美しく住み続けていただくため、そして高い資産価値を保っていただくため、何より心地よく暮らしていただくために、5年程度のサイクルで防蟻再施工が大切になってくるのです。
再施工を最大限簡単に実施出きる「タームガードシステム」を採用して、いここちでは比較的安価で、長期優良住宅の理念に合致した対策で心地よい暮らし持続していただいているのです。
いここちは以下の方法で防蟻対策を行っています。
①土壌処理
②土台にヒノキ材を使用
③柱や耐力壁部分の下部1mに防蟻薬剤を塗布
④タームガードシステムで建物外周部からシロアリを寄せつけない
では、詳細をご説明します。
【土壌処理】
土壌処理は基礎工事の段階で、土壌に防蟻薬剤を散布します。
まずは建物の下からしっかりと対策をとることが大切。
シロアリは地中を通って建物内に侵入してくることが多いため、シロアリが通過する恐れのある土壌を薬剤で処理することで、侵入を防ぎます。まずは大切な家を下からしっかりと守っているのです。
【ヒノキの土台】
基礎コンクリートの上にある土台はヒノキ材を採用。
ヒノキはシロアリによる食害を受けにくく耐腐性も優れていることから、いここちの家の土台はヒノキ材なのです。
シロアリに強い木材を土台部分に使うことで、シロアリによる害を受けにくい家にしています。
【柱や耐力壁の処理】
柱や耐力壁などの木部は、下部より1mの高さまで木材表面に薬剤を噴霧したり刷毛で塗布しています。
壁でふさがれ見えなくなってしまう部分です。
入念に処理を行った後に壁で覆っています。
こうすることで、より一層防蟻の強化を図ります。
【タームガードシステム】
そしてタームガード処理です。
これは建物の外周部にパイプを埋設し、防蟻薬剤をパイプの穴を通して地中に送り出すシステムです。
建物周りにシロアリを寄せつけない対策を図っているのです。
建物外部に注入口を設け、5年毎に薬剤を注入して一生涯シロアリをシャットアウトしています。
防蟻処理は家を長持ちさせるには欠かせない項目です。
タームガードは再処理も簡単に出来ることと、一般の防蟻処理より再処理の費用が抑えられることも採用している理由なのです。
そして、床下に薬剤を散布しないので薬剤臭の心配もありません。
人体や植物に影響の少ない薬剤・手法で皆様の健康もお守りしているのです。
【いここちがタイムガードシステムを採用している理由】
・土壌処理や木部処理にプラスαの対策として
・再防蟻処理が簡単に出来る
・再防蟻処理の費用が一般的なものより抑えられる
・床下や居住空間に薬剤が揮散しないので、シックハウスの心配がなく安全性・安心感がある
そして皆様には打合せ時や引き渡し時に、暮らし方のアドバイスもしています。
シロアリは暗い所、ジメジメしている所を非常に好みます。また、木部は好物です。
ですから、建物周辺に風通しの悪いところをなるべくつくらないようにしていただいたり、木部を放置したままにすることを控えていただいているのです。
それは引渡し時に発行するメンテナンスガイドにも記載させていただいています。
そして、実際に定期点検でしっかりとチェックさせていただいています。
これからも、icocochiは建ててからの暮らしもしっかりとサポートして参ります!
皆様もしっかりとシロアリを寄せつけない対策をして、ここちよい暮らしを楽しんで下さい。
では、また・・・
by fujimura
※ 今回のブログは弊社が採用しているタームガードシステムの三井化学アグロ㈱様の資料を一部引用して記載させていただきました。