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ガーデンライトで庭の世界が変わります

2018.11.6

皆様こんにちは。今日はガーデンライトのお話です。

 

家づくりの計画を立てる時、どうしても後回しになりがちな外構計画。

でも、本当は家づくりの計画と同時進行したほうがいいんです。なぜなら、暮らしは外部との繋がりを感じた方が、ずっと魅力的でこちよい暮らしが楽しめるからなのです。また、窓を設ける時、icocochiではその先に何が見えるかを想定します。その時にイメージする外構があればその眺めを意識して窓を設ければ、美しい景色を見ながら快適に過ごせるのです。

そして、その外構をより一層輝かせてくれるのがガーデンライトです。今日はその魅力をご紹介します。

こちらは、キッチンの先にある大開口の窓の向こうに見える景色です。

外部の壁は杉板の浮造り模様になっています。その木目の美しさを象徴してくれるアッパーライト。下から上に光を通して木目を浮かび上がらせています。ここでの主役はこの木目です。アッパーライトを連続的に配置し幻想感を演出しています。窓から見える風景は、まるで切りとられた絵画のようです。幻想的でかつ、くつろぎの空間がそこに現れます。

 

こちらは室内と外部をあかりでつなげています。こうすることでリビングを外に広げ、開放感を演出しています。

塀で囲われた空間はもはやリビングの一角になっているので、チェアやテーブルをディスプレイすれば人が集まる空間、アウトサイドリビングとして楽しめます。

ここで使われているのは、軒下に取り付けられたダウンライト。しっかりと全体を照らしてくれます。光が広がる広角タイプを使用すれば、全体的に明るさが確保できますし、光を絞ったタイプにすれば、ピンポイントのあかりを楽しむことができるのです。そして、シンボルツリーと塀に向かって向けられたスパイク式のスポットライト。光が塀に当たり、反射してテラスに光がはね返るようになっています。

このように室内からの視線を意識した配光にして、アウトサイドリビングを演出しているのです。

 

続いては足元灯です。夜でもしっかりと通路の明るさを確保しています。あかりの重心を少し下げてまぶしさを軽減し、さらにくつろぎ感を演出しています。一般的にあかりの重心を下げるとくつろぎ感が増します。このように高さに気をつけるだけで雰囲気が変わるのです。防犯にも役立ちますよ。

こちらはシンボルツリーを下からあおったスパイク式のスポットライトです。葉の広がりをひかりが拾っています。また、このシンボルツリーのシルエットが背面の壁に映し出されています。あかりの美しさのひとつに陰影があげられますが、まさに陰影を楽しめるあかりになています。とても幻想的ですね。このように美しい陰影を室内から見て楽しむのもいいですね。

 

先ほどのスポットライトも角度を変えるとこうなります。こちらはスポットライトをシンボルツリーに向けるのではなく、壁に近い位置に設置しあかりを壁に優しく当て、その反射光で葉に当ているのです。反射光のため、ぼんやりとした柔らかい光が特徴で、葉の本来のシルエットが映し出され、趣のある落ち着いた印象に見えます。

 

そして、こちらは凹凸した芝の海に、ガーデンライトを低い位置にさしたパターンです。あかり溜まりをつくり芝の波打つ美しさを際立たせています。また、あかりの当たらない部分は闇夜の美しさにもなっているのです。

 

いかがでしたか?ガーデンライトの世界は。

あかりによっても暮らしは変わります。ぜひ、ガーデンライトを使ってここちよい暮らしをお楽しみ下さい。

照明のことなら藤村までどうぞ。

ではまた・・・

by fujimura