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エコキュートの貯湯タンクのメンテナンス

2023.10.19

皆様こんにちは

今回はエコキュートのお手入れについてお伝えします。

毎日使うお湯を沸かすのに必要なエコキュートですが、貯湯タンク底に湯垢や不純物(水道水に含まれるミネラル成分によるもの)が溜まるのでお手入れが必要です。

慣れてしまえば10分程度で終了しますので、是非ご自宅のエコキュートをチェックしてみて下さい。

 

◆お手入れの頻度

年に2~3回

※0度を下回る状況で行うと途中で水が凍ってしまうので、寒い地域にお住まいの方は真冬のお手入れは避けましょう。

 

◆用意するもの

エコキュートの取扱説明書

※操作手順やスイッチの場所など、エコキュートのメーカー・品番によって異なります。

取説が手元にない方は、ご自宅のエコキュート本体に書いてあるメーカー名と品番を確認して見て下さい。

各メーカーのHPや、「メーカー名 品番等  取扱説明書」のように検索していただくと、インターネット上で取扱説明書を見ることが出来ます。

今回はicocochiスタッフが実際に中泉モデルのエコキュートのお手入れをしてみました。

中泉モデルではPanasonicのHE-NS46KQというエコキュートを使用しているので、今回はPanasonicのエコキュートのお手入れについてお伝えします。

 

◆お手入れの順番

1.残湯量をチェック

室内にあるリモコンで残湯量を確認し、表示メモリが1つ以上減っているときに行いましょう。表示メモリが全点灯のときは高温のお湯が出る場合があるので排水しないで下さい。

中泉モデルではいくつかメモリが減っていたのでOKです。

 

2.脚部化粧カバーを外す

外に設置されているエコキュート本体の足元についている化粧カバーを取り外します。

左右のネジを緩めて前カバーを手前に引いて下さい。

 

3.漏電しゃ断器を「切」にする

本体の真ん中あたりにあるカバーを開けて、漏電しゃ断器を「切」にして下さい。

 

4.給水元栓を閉じる

本体の足元部分(化粧カバーを外したところ)にある、給水元栓を閉じます。

※配管工事により、取付位置が取説に書いてある図と異なる場合があるのでご注意下さい。弊社で建築して下さったオーナー様はわからない場合は弊社までお問い合わせ下さいませ。

 

5.逃し弁レバーを上げる

本体の上部にあるカバーを開けて逃し弁レバーを上げて下さい。

ちなみに160センチ程のスタッフだと踏み台がないと届きませんでしたのでご注意下さい。

 

6.排水栓を開き、約2分間排水し、閉じる

排水栓を開いて、約2分間排水した後、排水栓を閉じて下さい。

勢いよくお湯が出てきます。※熱湯が出ることがあるので火傷しないようにご注意下さい。

 

7.給水元栓を開けてタンクを満水にする

排水配管から水が出始めたら満水です。

 

8.逃し弁レバーを下げる

 

9.漏電しゃ断器を「入」にする

 

10.全てのカバーを元に戻して、室内でお湯が出るか確認

全てのカバーを戻したら、室内のお風呂や洗面でお湯が出るか確認して下さい。

いつも通りお湯が使えるようであれば、お手入れは完了です。

 

今回はエコキュートの貯湯タンクのお手入れについてお伝えしました。

弊社でご自宅を建築して下さったオーナー様は、ご不明点がございましたらメンテナンス訪問時にお伝えします。

 

これから寒くなる季節は特に、お湯の使用料が増えると思います。

是非、ご自宅のエコキュートの取説を見ながらお手入れをしていただけますようお願いいたします。

それではまた・・・