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いここちのC値基準は?

2023.12.20

皆様こんにちは。今日はC値についてです。

いここちのC値はいくつですか?と聞かれます。

C値は気密性を示す数値で、C値=建物における相当隙間面積

建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、気密測定の結果でこの数値が分かります。

ちなみに数値が小さいほど気密性が高いということになります。

気密性が高いということは、冬は暖房の熱を逃がしにくく、夏は冷房の冷気を逃がしにくくなります。

よって、省エネにつながるということです。

また、気密性が高いことで、結露による壁内の腐敗を防ぐことにもつながります。

冬は外が乾燥しているのに対し、室内は湿気が大量に発生します。気密性が低く外壁や床などに隙間があると、その隙間から湿気が壁内に流れ込み、壁の中で結露して柱を腐らせてしまうのです。

隙間が多いと湿度のコントロールが十分にできず、夏は外の多湿な空気が侵入して室内でも蒸し暑く、冬は室内の最適な湿度が外に逃げてのしまいます。これでは省エネにはなりませんね。

このように、家の隙間を可能な限り少なくすることが、「省エネ」にも「家の持続性」にも必要なのです。

C値は気密測定でわかります。

いここちではC値を0.6以下を基準としています。

全棟測定ではありませんが、きちんと気密施工されているかを確認するため、定期的に測定をしています。

このように、弊社では断熱工事完了後に測定する、数値が良くなければ是正するという方針をとっています。

測定器で室内の空気を外に出し、室内と室外の圧力差をはかります。

また同時にその風量をはかることで、室内、そして建物全体の正確なスキマの大きさやC値を出すのです。

いここちは完全注文住宅なので、C値は全棟異なります。

しっかりC値の基準を定め、定期的に測定して施工が甘くなっていないかを確認しています。

いここちの家は「構造デザイン×性能デザイン×空間デザイン」のバランスが整った家。

大開口・大空間だからこそ、しっかりと耐震性や断熱性も考えて、心地よく住んでいただけるようにしているのです。

いここちモデルハウスでは、心地よさを体感できるようになってますので、ぜひお出掛け下さい。

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ではまた・・・

by fujimura