皆様こんにちは。今日はC値についてです。
いここちのC値はいくつですか?と聞かれます。
C値は気密性を示す数値で、C値=建物における相当隙間面積
建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、気密測定の結果でこの数値が分かります。
ちなみに数値が小さいほど気密性が高いということになります。
気密性が高いということは、冬は暖房の熱を逃がしにくく、夏は冷房の冷気を逃がしにくくなります。
よって、省エネにつながるということです。
また、気密性が高いことで、結露による壁内の腐敗を防ぐことにもつながります。
冬は外が乾燥しているのに対し、室内は湿気が大量に発生します。気密性が低く外壁や床などに隙間があると、その隙間から湿気が壁内に流れ込み、壁の中で結露して柱を腐らせてしまうのです。
隙間が多いと湿度のコントロールが十分にできず、夏は外の多湿な空気が侵入して室内でも蒸し暑く、冬は室内の最適な湿度が外に逃げてのしまいます。これでは省エネにはなりませんね。
このように、家の隙間を可能な限り少なくすることが、「省エネ」にも「家の持続性」にも必要なのです。
C値は気密測定でわかります。
いここちではC値を0.6以下を基準としています。
全棟測定ではありませんが、きちんと気密施工されているかを確認するため、定期的に測定をしています。
このように、弊社では断熱工事完了後に測定する、数値が良くなければ是正するという方針をとっています。
測定器で室内の空気を外に出し、室内と室外の圧力差をはかります。
また同時にその風量をはかることで、室内、そして建物全体の正確なスキマの大きさやC値を出すのです。
いここちは完全注文住宅なので、C値は全棟異なります。
しっかりC値の基準を定め、定期的に測定して施工が甘くなっていないかを確認しています。
いここちの家は「構造デザイン×性能デザイン×空間デザイン」のバランスが整った家。
大開口・大空間だからこそ、しっかりと耐震性や断熱性も考えて、心地よく住んでいただけるようにしているのです。
いここちモデルハウスでは、心地よさを体感できるようになってますので、ぜひお出掛け下さい。
ではまた・・・
by fujimura