皆様こんにちは。
今回と次回は和室について。
最近、畳生活をされない方も増えていますが、時々、畳にゴロンとしたくなったり床座をしたくなったりしませんか?
また、これから寒くなる季節にはありがたい「こたつ」と「畳」は相性が良いですね。
人によっては、「座ってこそくつろげる」いう方もいるくらいで、日本文化からもやはり床座は根強い人気があります。
また、お子様の昼寝や洗濯物をたたんだりする場所としても大いに活用出来ます。
やはり、畳は落ち着きますね。
icocochiでも様々な和室を手掛けさせていただいています。
独立している和室もあれば、リビングと一体化させた和室など・・・
そこで「独立型」と「リビング一体化型」に分けて、様々な和室のシーンをご紹介したいと思います。
今日は「独立型の和室」を公開します。
和室に壁や扉を取り付け一つの個室としたタイプの独立型和室。こうすることで、より和室が静寂とした落ち着いた雰囲気になります。
心を落ち着かせたい時、独りの時間を楽しみたい時、周りを気にしたくない時などは独立していると良いですし、使い方の幅もより広がります。
独立していると部屋が分断するので、周囲の空間を意識せずに天井を下げたり、別のカラーや素材を積極的に採用し易くなったりします。
なんといっても、客間として利用するといったシーンには最適でしょう。
広いリビングから扉を開けると、そこに少し天井の下がった「日本の和」が続くというのも素敵ですね。和室は床に座ることが多いので、天井を下げたり地窓を設けたりして低い視線からの景色を楽しむといったことも多いのではないでしょうか。
自宅でお茶を楽しむ方などは、茶室をイメージしてにじり口のように入口を低くしたり、前室を設けて心を落ち着かせながら和室の扉に手をかけるのも素敵ですね。
独立した和室は囲われているので相手との距離も近くなり、コミュニケーションが取りやすかったり安心感も増します。
閉鎖感があるのではと思われますが、コンパクトなので落ち着くという方も以外と多いのではないでしょうか?
リビングのソファの定位置から和室の床座に時々移動してみると、見る景色や目線の高さの変化を楽しめてより心豊かなここちよい暮らしを楽しむことも出来ますね。
日常に少し変化を加えるだけでとっても暮らしは楽しくなるのです。
また、このように落ち着いた雰囲気があるので、寝室を和室にする方もいらっしゃいます。
畳にマットレスを敷いて布団を敷くという形になります。さながら高級宿のようなイメージでしょうか。
落ち着いた色、体を横にするのに適した天井高にすることで、より安眠が得られやすくなるのです。
いかがですか?独立型の和室は。
使い方は様々ですが、やはり活用しなくてはもったいない空間になってしまいます。
新築計画の時に和室が必要か、それは独立型なのかリビング一体型か。皆様のライフスタイルによって異なります。また、選択を大きく誤ってしまうとせっかく作っても使われない部屋になってしまうといったことのないように、ぜひicocochiスタッフにご相談ください。
次はリビング一体型の和室についてです。お楽しみに!
あなたは独立派? それてもリビング一体派?
ではまた・・・
by fujimura