皆様こんにちは。
今日は、前回に続き和室についてです。
今回の和室はリビングと一体化している和室や畳スペースをご紹介します。
SE構法は仕切りのない大空間も可能なため、リビング・ダイニング・キッチン・畳スペースを仕切りのない大空間にすることも可能です。
すると、とてもダイナミックな空間に仕上がるのです。これもSE構法の醍醐味ですね。
畳スペースを小上がりにすると間仕切り壁がなくても充分に空間分けが出来るので、室内全体の変化を楽しむことも出来ます。
一段上がると見え方も違いますし、立った時と畳に床座した時でも目線の高さが異なりますので見え方も変わってくるのです。日常生活に視線の変化をつけると、とても楽しいですよ。
また、小上がりの畳部分に腰かけて、ベンチのように使う楽しみ方もあります。
リビングと一体になっていると、家族がそれぞれ自分の心地よい場所でくつろいでいても、お互いを感じることが出来るのも特徴です。
お子様が畳で昼寝をしたり遊んでいる姿を、キッチンに立ちながら確認できるというメリットもありますね。
やはり、気配を感じられるだけで安心感があります。
また、畳スペースとリビングのインテリア内装を統一すれば、違和感なくリビングと同化することも出来るのです。
最近では畳のヘリがないものや半分のサイズの半畳敷きタイプ、床に色に合わせやすい風合いのものも出ているので、一層リビングに馴染みやすくなっています。
SE構法はダイナミックな空間が得意なので、吹き抜けの大空間を演出することも少なくありません。
リビングの一角にあったとしても、畳スペースだけ天井を下げればダイナミックな上下の変化が楽しめて、それも絵になりますよ。
畳でゴロンとしながらテレビ鑑賞を楽しみたいお父様方もいるのではないでしょうか。
日本の文化が変わりつつある昨今でも、畳は進化しながら我々の生活を支えてくれているのです。
また、食事をしたり家族全員で就寝するスペースという使い方から別目的で使用する方が増えているため、リビングの一角に作る時は一人程度がゴロンと出来るコンパクトサイズの畳スペースにされる方も増えています。
やはり目的に合わせてつくるのが一番ですね。
そして個のスペースを楽しみたければプリーツスクリーンを下ろして遮断し、自分だけのスペースとして贅沢に楽しむことも出来るのです。
いかがですか、リビングと一体型の和室。
小上がりをするしないでも異なりますが、違和感なくリビングに溶け込ませる方が増えているのがicocochiの和室なのです。
あなたは和室をつくるなら独立派?それともリビング一体派?
それではまた・・・
by fujimura