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あなたの家を快適にする6つのステップ(前編)

2021.2.10

皆様こんにちは。

突然ですが、皆様は快適に暮らしていますか?

接客時に家へのご要望をお伺いますが、多くの方は最終的に「快適な暮らし」がしたいという結論に至ります。

また、今の生活をお伺いしても不快に感じる点が多くあり、部屋が狭いや収納が少ないといったご意見はもちろん、

・結露がする

・夏は暑くて冬は寒い

・風が通らない

・日当たりが悪い

・冷暖房費が高い

といった快適からほど遠い暮らしをされている方も多いのです。

快適と感じるには、「体が感じる環境と心理的な状況が満足している状態」でなければなりません。

例えば、体が感じる環境のひとつに「暑い・寒い」が挙げられますが、いここちではエアコンなどの機械だけに頼るのではなく、パッシブデザインといって「太陽」や「風」といった自然のエネルギーも併用して、快適をもたらします。

また、心の満足度を上げるために、くつろぐ時に見える視線の先の風景や、ライフスタイルに合わせた間取りの提案、永く住み続けられる安心の構造などを合わせることで、快適をもたらしています。

いここちでは、快適である「心地よさ」を追求し、6つステップを踏んで家のつくり方に工夫を加え、快適な家へと導いているのです。

それでは、快適に導く6つのステップをご紹介します。

① 地域性

まず最初に、快適な家をつくるにあたり地域性から考えます。

日本は地域によって気候は異なりますし、同じ地域でも季節によって気象条件は異なります。

群馬は「からっ風」という冬特有の季節風が吹く地域でもあります。

いここちではこれらの地域・周辺環境を十分に考慮し、暮らしに反映をさせています。

例えば、パッシブデザインを取り入れるいここちでは、軒を出すご提案をしていますが、地域によって軒の出や高さを決定しています。

こうすることで、冬の太陽は高さが低いので軒の下をくぐって室内に入り、室内に陽だまりを貯金して、暖かさが長時間保たれるようにするのです。

パッシブデザインを用いることで、冬は太陽の暖かさがランニングコストの軽減も同時にもたらしてくれます。

逆に夏は太陽の位置が高いので、軒の出が夏のギラギラ太陽光が室内に入るのをブロックします。これで室内の温度上昇を極力抑えるのです。

また、冬に起こるからっ風など冷気をもたらす風対策として、窓にトリプルガラスを採用することで室内の暖かい空気を外に逃がしにくく、また、屋外の冷気を室内に入れにくくしています。これもランニングコストの軽減につながります。

このように、地域性+パッシブデザイン(自然エネルギー)で家を快適に導きます。

② 立地

地域性と同時に立地を読み込み作業は、快適に暮らしにはとても重要です。

立地条件は実に様々です。

ひとつとして同じものはありません。

ですから、家も皆同じでは快適性が損なわれるのです。

いここちでは、太陽の角度、風の通り方、立った時に広がる視界、開く方向や閉じる方向などの立地条件を一棟一棟丁寧に紐解き、これらを魅力に変えて暮らしに反映をさせます。

これが、いここちの設計力です。

狭小地や住宅密集地といった立地は、室内に光を取り込むのが難しい場合もあります。

また、光を取り込む窓を開けても、今度はプライバシーが保ちにくくなってしまう場合も考えられます。

そういった際は吹き抜けをつくり、高窓から光を室内の奥まで落とし込んだり、陽の入る二階をリビングにするなどして、快適な暮らしを導きます。

また、立地によって風が通り抜けずらい立地条件の場合もあります。

そんな時は、窓の種類に工夫を加えたウィンドキャッチャーで、風の通り道をつくり快適へと導きます。

隣地との視線が気になる場合は、視線の先に目隠し用の腰壁などをつくることで、プライバシーを保った開放感を実現させます。

立地の特徴を魅力に変えることが、家を快適にする一歩なのです。

間取り

土地の条件を確認した後に、これらを間取りに反映させるのが次のステップです。

いここちの強固な構造の「SE構法」の特徴を活かし、地域性や立地条件を魅力に変えて間取りをつくります。

例えば、狭小地なら圧迫感を与えないように仕切りのない空間づくりや、スキップフロアによる奥行きある空間づくりで快適へと導きます。

横へ広げられなければ、3階建てやビルトインガレージを使って、縦に伸ばして快適なライフスタイルをご提案するのも快適へのつながります。

立地でも述べたように、陽当たりが良くない立地ならば吹き抜けなどをつくり、高窓から室内の奥まで光をに届けるのも快適性を高めます。

高窓は、隣地との視線をかわす窓としても便利ですし、熱気を排出して建物全体を冷やす役目も果たせます。

しかし、大きな窓や吹き抜けといった開口や仕切りのないダイナミックな空間は、家の耐震性を落とす原因にもなります。それは、一般的な木の家は壁の枚数とバランスに頼っているからです。

そこで、いここちでは快適な暮らしをしていただくために、大開口や大空間に耐震性をプラスして、安心して快適な暮らしが楽しめるのが大きな特徴なのです。

間取りの自由度の高さに耐震性がプラスされているのは、全棟構造計算をしているSE構法だからなせる業です。

ここまでが家を快適にする6つのステップの前編です。

いここちこでは、快適な家をつくるために①地域性 ②立地 ③間取り と設計のステップを踏んでいくのがおわかりいただけましたか?

次回は、後編の④省エネ ⑤耐震性 ⑥耐久性へと続きます。

それではまた・・・

by fujimura

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