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「借景」を暮らしに取り入れる

2021.2.7

皆様こんにちは。

今日は「借景」を暮らしに溶け込ませたお住まいの数々をご紹介します。

「借景」とは、日本の造園技法のひとつで、庭園外の山や樹木などの風景を庭を形成する背景として取り入れたものです。

いここちでは、土地の魅力を活かして、美しく見える風景がある場合は、窓を通してそれを眺められるご提案もさせていただいています。

SE構法は最大8.4mの大開口も可能なので、借景を使ってパノラマビューを楽しむことも可能なのです。

その土地の魅力は様々です。

のどかな田園風景だったり、四季折々の山に囲まれた場所だったり、逆に利便性の良い住宅街で密集地だったり。

時に、道路から上がった場所だったり、細長い形状だったり。

その中でも、見える景色は大きな魅力になります。

ですから、その魅力に合わせて窓の大きさや高さ、開く方向が変わるのです。

キッチンから梅の木が美しく映るように小窓を設置。まるで風景画を思わせるピクチャーウィンドウです。

この梅はお施主様ご家族が、永年大切に育ててきた木です。

毎年花が咲き実がなり、そして収穫をしている木。

それを料理をしながらいつでも見上げることができます。

そして、階段を上がった場所にも梅の木を眺める窓があります。

土手の上に位置する梅の木が視線の先に映り、より身近に感じられます。

大切に育てている梅の木の借景を、日常に溶け込ませたお住まいです。

こちらは、群馬の自然豊かな山を借景とした住まいです。

群馬は赤城山、榛名山、妙義山、浅間山など、様々な美しい山が存在します。

そういった山を借景としているのがこちらのお住まいなのです。

窓の脇にチェアを置いたり、スキップフロアの階段をベンチ代わりに腰かけ、赤城山や浅間山の雪景色を楽しめるのです。

そして、お施主様自身が手を掛けた見事な庭園を窓に写したお住まいです。

庭園に向かって大きく開き、庭園に囲まれるように建物を配置することで、木々が目に飛び込んでくるように感じるのです。

何を借景とするかを考え、その借景が最も美しい状態に見える向き、位置、高さを考慮して窓を配置する。

それが、いここちの設計・提案力なのです。

こちらは、スキップフロアのフリースペースから雲を楽しむ窓です。

山や樹木とは異なりますが、白い雲の流れる様子や青い空を借景として取り込む窓になっているのです。

借景を日常に取り込ませる住まいはいかがでしたか?

自然の風景が映り込めば、心地よさも倍増します。

ふとした瞬間に「ここちよい」と思える暮らしをしませんか?

豪華な装飾を施すのではなく、太陽や風・空気感、そして借景をデザインに組み込み暮らしを彩るのも素敵ですよ。

ぜひ、高崎市浜尻町のモデルハウスにもお出掛け下さい。

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by fujimura