皆様こんにちは。
先日のBlogで高天井の平屋モデルハウス「土間で繋がる平屋」の床材、北海道産のニレ材をご紹介しましたが、今回は高崎市浜尻町のいここちモデルハウスの床材についてです。
こちらのメインの床は無垢材の「カバザクラ」です。
無垢材は天然の木から採れる一枚の板そのものです。
厚み方向に貼り合わせがなく余分な手を加えていません。素材本来の特性が活かされるのです。
また、人肌のような温かみが感じられ、内部に空気を含んでいるので素足で歩いてもヒヤッと感がないのも特徴です。
弾力性も持ち合わせているので足腰への負担を軽減してくれたり、木材の小さな孔が音をバランスよく吸収してくれる効果も期待されています。
そして、無垢材は呼吸をします。
湿度の高い時は水分を吸収し、乾燥時には水分を放出するので季節によって伸縮があります。
また、時間が経過するにつれて風合いが増し、色味の変化も見られます。
自然素材の特徴を知って暮らしを楽しんでいただきたい、そんな想いからモデルハウスでは無垢材を使っているのです。
モデルハウスで使用しているカバザクラは広葉樹で、針葉樹に比べると比較的堅いとされています。
サクラを思わせる淡い色の木目が特徴ですが、花の咲く桜ではなくカバノキ科に属しています。
カバザクラの床は美しい艶を持ち合わせ、優しい木目になっています。
その優しい木目が空間に明るさを増し、大開口の窓から入る光と共に部屋を明るく広く見せてくれるのです。
実際の帖数より広く見せる工夫として、明るめの床をコーディネートし、視覚的効果を狙ったのです。
そのようなことからも、いここちモデルハウスではこのカバザクラの無垢材を使用しているのです。
カバザクラの優しい木の色合いと、漆喰の美しい白い壁、大開口の窓から差し込む自然光。
今では、これがいここちモデルハウスの代名詞ともなっています。
無垢の床は経年変化が楽しめます。
カバザクラもゆっくりとアメ色に変化していく様子が愉しめるのです。
自然素材なので一枚一枚の木柄も違い、様々な表情を持ち合わせています。ぜひカバザクラの床材のいここちモデルハウスで、素材の美しさをお楽しみください。
もちろん、それ以外の床材も扱っていますよ。
では・・・
by fujimura