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災害・防災を考えた、いここちの家づくり

2020.9.2

皆様こんにちは。

昨日9月1日は防災の日でした。

皆様は家づくりをする際、どんな点を重視しますか?

デザイン性ですか?

価格ですか?

間取りですか?

大きさですか?

家の強さですか?

快適性能ですかは?

色々ポイントはあると思いますが、この中の「家の強さ」について考えてみたいと思います。

日本は地震大国です。

また、近年は大型台風も数多く接近しています。

そうです、我々の住む日本は、自然災害が発生しやすい地域なのです。

自然は時に恐ろしいほどの猛威を振るうこともあります。

その中で、少しでも皆様に安心して暮らしていただくために、家は家族の命を守るシェルターのような存在であるべきではないでしょうか。

皆様は自分の家が、どのくらいの強さに耐えられかご存知でしょうか?

建築基準法をクリアしているから平気。耐震等級が3相当だから多分、大丈夫。

そう安心してしまっているのではないでしょうか。

1995年の阪神大震災では多くの木造住宅が倒壊しました。

2016年の熊本大地震でも、建築基準法を守って建てた木造が数多く倒壊しました。

同じ耐震等級であっても、壁量計算をしただけの家と構造計算をている家では、地震に耐えられる強度が異なることを知っていただきたいのです。

そして、家づくりをする際は、家の強さにもしっかりと目を向けていただきたいのです。

こちらの動画は、icocochiが賛同している一般社団法人耐震住宅100%実行委員会が、耐震100推奨基準による耐震等級3と、一般での基準法レベルによる耐震シミュレーションを比較したものです。

 

実は、このように差が出てしまうのです。

icocochiでは家の強さに基準を設けています。

それは以下のものです。

①強度基準の明確な材料を使う

②科学的な根拠のある構造計算をする

③想定を超える大地震への安全性

今日はその中で、①の明確な材料についてご説明します。

では、いここちの強度基準の明確な材料とはどんなものでしょうか。

まず一つは「構造用集成材」です。

集成材は無垢材より強度が安定しています。

ですから、構造計算をするにあたり、安定している分、計算が正確に出来るのです。

例えば、渡した木材の上を渡る時、表示や説明のない無垢材の上を通りますか?

それとも、体重200kgの人がこの上を歩いても破壊しないという証明がある構造用集成材を渡りますか?

集成材は1本1本の強度を確かめ選別し、欠点のある個所は取り除き、効率よく貼り合わせているので、強度が均一な材料がつくれます。

また、木をしっかりと乾燥さりているため、反りや狂いといった将来的な変形が少ないの特徴です。

強度が明確化されていることで、安心して身体を預ける家に使用することが出来るのです。

続きまして、強度基準の明確な材料は接合部に使用する「SE金物」と「Sボルト」です。

SE金物は柱と梁を接合する特殊な金物です。

Sボルトは、地震時においてさらなる安全性を確保するために開発された特殊なボルトで、通常の2倍の強度を持つこのSボルトと、SE金物の組みあわせで木造ラーメン構造をつくりあげています。

 

SE金物は、カチオン電着塗装されています。

その耐久性は、約600時間かけた塩水噴霧実験においても、試験前と同じ品質レベルを保っていることからもその品質は証明されています。

この試験時間は、標準地域で168年、塩害地域で100年分の負担をかけた状態に相当するのです。

このように、仕上がってしまえば目に見えなくなる材料でも、家の骨格となる重要部であるため、決して材料選定に手は抜きません。

いここちの手掛けるSE構法は、東日本大震災や熊本大地震であっても主要な構造部に欠損がありませんでした。

災害の多い日本での家づくり。

家の強さについてしっかり考えてみてはいかがでしょうか。

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こちらからどうぞ

ではまた・・・

by fujimura