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建築家が設計したSE構法の家を見学

2019.9.1

皆様こんにちは。

先日、浜松まで勉強に行って参りました。

それは、浜松の工務店さんが建築家2名とコラボして建てたSE構法のモデルハウスを公開してくれるとのことで、貴重な機会だったので足を運ばせていただきました。

見学だけでなく、建築家の方から貴重な話をいただくことができ、本当に充実した時間を過ごすことができました。

「こらからの提案に役立てていきたい!」そんな風に感じる貴重な経験でした。

では、その様子をどうぞ・・・

こちらは、SUPPOSE DESIGN OFFICE 谷尻誠氏の設計による「下石田の家」モデルハウスです。

日本古来の高床式をヒントに、床下空間を外部と内部をゆるやかに隔てる庭にみたてたり、中庭を設けることで、外からの視線を気にすることなく風の抜ける開放的な住まいです。

一般的な住宅より天井高は抑えられてはいるものの、横の抜け感と中庭とのつながりから開放感と静寂を感じることができました。

また、宙に浮いたようなリビング空間からスキップフロアを使って個室や洗面などのゾーンに分かれていて、それぞれの場所で違なる視線から景色を楽しめる間取りになっています。

SE構法は床が連続していなくても、立体解析の構造計算で安全性を確かめるので安心して快適に暮らすことが出来ます。ですから、スキップフロアなども自在につくることが出来るのです。

見学者は全て建築に携わる人たち。皆さん、一つ一つの部材から、どのように仕上げているか、どうやって美しく見せているかを真剣に見入っていました。

 

こちらは、フジワラテッペイアーキテクツラボ 藤原徹平氏・小金丸信光氏による「内と外の家」モデルハウス。

こちらはポリラインという複数のラインからつながる空間を形にしたモデルハウスです。SE構法でしか出来ない伸びやかな木の空間になっています。

このポリラインを軸に必要に応じて空間分けしているので、将来の可変性にも柔軟に対応できます。必要に応じて間仕切りをしたり、必要がなくなれば取り除いたりするというSE構法の強みが活かされていました。

どちらのモデルハウスも、建築家ならではの素敵な発想力でとても魅力的なモデルハウスでした。

お二人の建築家のトークも素晴らしく、身を乗り出して聞き入ってしまいました。トークの中で、「これからの住宅・建築のあり方が変わっていく」といった内容に関してはとても興味深く、私たち提案者も社会の変化を敏感に察知しながら、お施主様にとってベストになる提案をしなければならないと感じました。

働き方改革で、今後は家で過ごす時間も増えるでしょう。その時、家でここちよく過ごしてもらえるような家づくりを、我々はしなければならないのです。

ウナギを食べる時間もなくあわただしく帰路につきましたが、とても幸せな浜松での体験でした。

これからもicocochiは進化し続け、住宅=「モノ」ではなく、暮らしといった「コト」もしっかりと提案していきます。ぜひ、心も豊かになれるicocochiの家づくりを知りに高崎市浜尻町のモデルハウスにお出掛け下さい。

スタッフ一同、お待ちしています。

ではまた・・・

by fujimura