皆様こんにちは。
今日は、先日の断熱材のブログの続きとして、実際の断熱工事の手順をご紹介します。
①内張シート施工
最初に、一面にマスクと同じ材質の通気する専用シートをしっかりと張ります。
②ブローイング作業
壁は柱分の120mm・天井は200mm、断熱材のセルロースファイバーを現場で吹き込みます。
施工密度は壁が55±5kg/㎥、天井は25±5kg/㎥。高密度で隙間なく吹き込むことを規定としています。
icocochiの壁・屋根の断熱工事は、高い技術を持った専門業者に依頼をし高い精度を保つようにしています。
どのように吹き込んでいるかというと、断熱材専用車からセルロースファイバーを専用ホースを通して送りだしているのです。
このように、シートの一部分に穴をあけ、そこからホースでセルロースファイバーを一気に吹き込みます。
ホースを奥まで差し込み方向を変えることで、隅々までセルロースファイバーを行き渡らせます。
出来上がったもの貼り付けるのではなく、実際に現場で施工を行っているのがicocochiの断熱材の特徴です。
③吹き込みチェック作業
どんなに優れた断熱材を使用しても、施工が正しく行われなければ効果は発揮しません。吹き込んだ断熱材が隙間なく入っているか、一つ一つプロの目で細かくチェックをします。
④ホース差込口の閉鎖作業
確認が終わると、ホースを差し込んでいた穴を専用シートで覆い、穴を完全に閉じていきます。
⑤防湿気密シート作業
防湿性に優れている室内の気密性を高める気密シートを、断熱材の上から丁寧に張っていきます。
また、コンセント部分は気密コンセントボックスカバーを使って気密を保ち、専用のテープで隙間が生じないように密封します。
いかがでしたか?
家の断熱材に関して、ほとんど知らないという方も多いのではないでしょうか。
家を長持ちさせるためにも、家の断熱材をちゃんと選んで下さいね。
最後に、セルロースファイバーの吸音性をご覧ください。
それでは・・・
by fujimura