皆様こんにちは。
今日は、傾斜地での家づくりについてです。
傾斜地と聞くと、家づくりにはマイナスのイメージが強いのですが、傾斜地だからこそ味わえる「魅力」もあります。
その魅力を活かした家づくりの計画をご紹介します。
魅力=「眺望」
傾斜地の上に建てることで、周辺に同じような高さの建物が建つ可能性が低くなり、傾斜の先の景色を独り占めすることができます。
また、眺望を楽しむだけでなく、周りに遮るものがなければ、光と風をデザインするのに最適な窓を設けることもできます。採光や通風も取りやすくなり、パッシブデザインを生かした暮らしも楽しめますね。
前方が開けているとその景色を暮らしに取り込むことがりでき、自然と共存する暮らしが叶うのです。
ロケーションを活かした心地よい暮らしが出来るのは大きな特徴になります。
では、いここちの提案とはどんな提案なのでしょうか。
そのひとつに、土地の傾斜に合わせて基礎の高さを変える段基礎という方法を使い、SE構法の得意とするスキップフロアで空間構成をするというものが挙げられます。
傾斜に向かって基礎を落とし、階段を下りて見晴らしのよい開放感あるリビング。
大開口の窓からみる眺めは格別でしょう。
SE構法ならこのような方法でも安心して建物が建てられます。
その理由は・・・
【ビルや大規模建築物と同じ手法で構造計算を行う】からです。
建物に加わる荷重(鉛直荷重・風荷重・地震荷重)を算出し、建物の変形(層間変形角)・建物のねじれ(偏心率)・各階の固さのバランス(剛性率)をチェックし、さらに構造部材の安全性の検証を行います。
そのうえで大規模地震時の建物の安全性の検証や、建物と一体で解析できる基礎計算など、高度で詳細な構造解析を行うことで、難敷地でも乗り切ることが出来るのです。
スキップフロアも構造計算を行っているから安心して施工できます。
通常は、スキップフロアのように床に段差が出来れば、水平が途切れるため力が弱くなり、場合によっては地震などの力が加わることで大きな揺れだけではなく倒壊を招く恐れもあります。ですから、スキップフロアをつくる場合は、構造計算をして安全性を確かめることが必要になるのです。
また、いここちのSE構法は、FEM解析という方法で地盤に応じた最適な基礎設計を可能にしています。
一般の木造住宅における基礎の構造計算では、基礎梁と耐圧盤の負荷を別々計算しますが、SE構法は基礎梁と耐圧盤とを合わせて立体的に解析しているのです。
傾斜地は、事前にしっかりと調査をしなければなりません。
・地盤調査
・構造計算など
構造計算を全棟行い、間取りの自由度が高いからこそ可能な、SE構法による傾斜地での心地よい暮らし。
傾斜地だからといって諦めてしまうのではなく、ぜひいここちにご相談下さい。
我々スタッフが全力でサポートさせていただきます。
まずは、SE構法を知って下さいね。
ではまた・・・
by fujimura
なぜ構造計算をするのか動画で紹介しています!