皆様こんにちは。
あなたの家を快適にする設計手法である、6つのステップを紹介する前回のブログの続きで、今回は後編をお届けします。
前編では①地域性 ②立地 ③間取りとステップを踏んできました。
いここちの考える「体が感じる環境と心理的な状況が満足している状態」である快適は、この3つに、④ 省エネ性 ⑤耐震性 ⑥耐久性の3つをプラスしてひとつの快適が生れるのです。そうです、どれが欠けても快適な家にはなりません。
それでは続きをどうぞ。
④ 省エネ性
前編で述べたように、快適を求めて窓を大きくしたり吹き抜けをつくることはよくありますが、ここで注意をしなければならないのがこの省エネ性能です。
なぜなら、窓は最も熱を逃がしてしまう家の要素であり、最も熱が入る要素でもあるからです。
そして吹き抜けは大きな空間だけに、熱の効率は落ちてしまいます。
そこで、いここちではそれらを補うためにしっかりした性能で快適な暮らしをお届けしています。
断熱材×窓×冬の日射熱取得×夏の日射遮蔽×自然光
このトータルで省エネ住宅をつくり、そして快適へと導きます。
冬の日射熱取得とは、太陽の熱を暮らしに活かすこと。
夏の日射遮蔽とは、日射が入るのを防ぐこと。
断熱材や窓というスペックだけでなく、これも掛け合わせることで、いここちの快適が成り立つのです。
性能の数値だけを考えれば、窓を小さくすることが手っ取り早いのですが、これでは本当の快適な暮らしは望めないと考えています。
窓がなかったり小さければ、外とのつながりを感じることも、開放感を楽しむことも、自然光を取り入れることも、風を肌で感じることもできないからです。
そうならないように、ライフスタイルに合った窓をご提案しつつ、断熱材・窓の性能・冬の日射熱取得(太陽の熱を暮らしに活かす)・夏の日射遮蔽(日射が入るのを防ぐ)、自然光を掛け合わせることで、体が感じる環境と心理的な状況が満足する快適に導くのです。
そして、家の燃費を計算する「省エネルギー性能報告書」をお客様にご提示し、自分の家が一般の家よりどのくらい省エネか目で見て分かるようにすることで、皆様に安心感を持っていただきます。
これが、いここちの快適に対する省エネの考え方です。
⑤ 耐震性
一般的な住宅は壁の枚数とバランスに頼っているため、快適を求めて大開口の窓や吹き抜け、仕切りのない大空間をつくると、建物の耐震性を落とす原因にもなります。
そこでいここちでは、大開口+大空間に耐震性能という安全性をプラスします。
その耐震性は構造計算を全棟行い耐震等級を取得するというものです。
逆に言うと、耐震性が保証されているからこそ「風・光・熱」を効果的にデザインできるのです。
⑥ 耐久性
そして、6つのステップ最後は耐久性です。
家は永く快適に住むことが前提です。
そこでいここちでは、永く住み続けるように家は長期優良住宅です。
この長期優良住宅とは、長期にわたって安心・快適に住み続けられる家をつくることを目的とした認定制度です。
1.バリアフリー性(将来のバリアフリーリフォームに対応できるようになっていること)
2.可変性(ライフスタイルの変化に応じて間取り変更などが可能になっていること)
3.耐震性(極めてまれに発生する地震に対し、継続して住むための改修の容易化を図るため、損傷レベルの低減を図ること。耐震等級2以上または免震建築物など)
4.省エネルギー性(次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保していることる省エネルギー対策等級4以上)
5.居住環境(良好な景観の形成や、地域おける居住環境の維持・向上に配慮されていること)
6.維持保全計画(定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること)
7.維持管理・更新の容易性(構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について、維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること)
8.劣化対策(数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。床下空間330mm以上確保、劣化対策等級3相当)
9.住戸面積(一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上あること)
この基準をクリアして認定がされます。
長期優良住宅は家を長持ちさせるメリットだけではありません。
・住宅ローン控除の控除額
・所得税(投資型減税)
・登録免許税の税率の引き下げ
・不動産取得税の控除額
・固定資産税の適用期間の延長
・住宅ローン、フラット35sで金利の優遇
このように一般住宅より優遇点が多いのもメリットなのです。
いかがでしたか?
あなたの家を快適にする6つのステップ。
皆様もステップを踏んで、快適な心地よい暮らしを手に入れて下さいね。
詳細はモデルハウス見学でどうぞ。
オンライン相談も可能です。
モデルハウス見学はこちら
ではまた・・・
by fujimura