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「眺めの庭」を愉しむ

2023.7.23

皆様こんにちは。

今日は「眺めの庭」のご紹介です。

庭の楽しみ方はいろいろあります。

植栽の鑑賞、家庭菜園、ペットやお子様の遊び場、BBQやお子様のプールの場所など。

庭はご家族の心を癒したり豊かにしてくれる存在になります。

こちらが「眺めの庭」。リビングから眺めた様子です。

木ルーバーで囲い外部からの視線を緩やかに避けつつ、光と風が通る抜けるようになっています。

様々な用途をそぎ落とし、「眺め」つまり、鑑賞に特化した庭がこの「眺めの庭」です。

この「眺めの庭」には、このような想いが込められています。

・リビングから庭を眺めることで心を穏やかにし、安らぎのひとときを楽しむ

・窓をピクチャーウィンドウとして、庭は被写体として捉える

・庭は面積ではなく質を愉しむ

タイル土間の先には、ロックガーデンとウッドチップが敷かれた植栽スペースが広がり、大開口の窓から見える植栽スペースは、窓のフレームを額縁に見立てた風景画となるのです。

植栽もウッドチップの余白を残しつつ、アクセントになるように配列しています。

軒が出ているで夏の熱い日差しをカットしてくれ、タイル土間の日光が当たらない部分は夏はヒンヤリ感じるのです。気持ちが良いですよ。

外観はこのように目隠しの木ルーバーが眺めの庭を囲い、その間から庭木のシルエットが垣間見えます。

庭の先に外部との関係を遮断する壁や、目隠しルーバーなどを設置して庭という領域を明確にすることで、プライベート感がぐっと高くなります。

また、手の届きそうな距離感が室内と庭をつなげ、室内の延長に見せる要素にもなっているのです。

眺めの庭は室内と外部をつなげる大切な場所。

こちらの庭は決して広いスペースではありません。

でも、目的が「眺め」を愉しむことなので、手の届く奥行きであっても十分なのです。

ふと、窓に目をやると、その先に緑が風に揺れる様子が映ります。

リビングで寛ぎながら、キッチンで食事に準備をしながら、読書をしながら・・・

眺めの庭の先のある目隠しのルーバーは、外との領域を分けてくれるだけでなく、庭をリビングの一角に感じさせてくれるのです。

もちろん広い庭も素敵です。その分、庭木の手入れ、雑草や虫の除去、芝刈りなどもしなければなりません。

年を重ねても永く住んでも飽きのこない家にするために、このような庭にすることもひとつの選択肢なのです。

夏は鮮やかな緑、秋になると紅葉し、冬になると葉を落とす。季節によって変化を楽しめる落葉樹。

一年中緑が楽しめる常緑樹。それぞれ一本ずつ植えられています。

その「眺めの庭」はダイニングやキッチンからも愉しむことができます。

そして、土間のサロンに腰掛けながら、眺めの庭を堪能することも出来るのです。

 

限られた敷地に心豊かに暮らす。

広さよりも質を愉しむ。

窓から切り取られた風景のような、庭を堪能する暮らしはいかがでしょうか。

この庭は、いここち平屋モデルハウスとなっていますので、ぜひ皆様お出掛け下さい。

お待ちしています。

ではまた・・・

by fujimura